SCHEDULE/RESULT日程/結果

15-16 Wリーグ プレーオフ/セミファイナル 富士通 VS シャンソン

対戦カード 富士通 VS シャンソン
会場 秋田県立体育館
開催日時 2016年3月1日(火)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 9 15 14 13 51
シャンソン 16 14 11 8 49

1Q:富士通はマンツーマンディフェンス、シャンソンは第1、2戦でも機能しているゾーンディフェンスでスタートする。シャンソンは第2戦でも活躍した#20元山、#12三好が確実に得点していく。一方、富士通は第1、2戦同様にシャンソンのゾーンディフェンスを崩す事が出来ず、3分経過時にタイムアウトを請求し攻撃のリズムを作りにかかる。しかしその後も試合はシャンソンペースで続き、シャンソンは富士通のミスに乗じ#10増岡が連続で得点していく。嫌な流れを変えたい富士通は#0長岡がゴール下で踏ん張り得点を重ねるが思うように点差を詰める事が出来ない。1Qはゾーンディフェンスが機能したシャンソンが9−16でリードして終了。

2Q:追い上げたい富士通は#0長岡がゴール下で頑張りを見せる。#11篠崎、#0長岡と連続得点をしたところで、シャンソンはタイムアウトを請求する。タイムアウト後、富士通もディフェンスをゾーンに変えシャンソンのリズムを止めに入るが、シャンソンは#20元山、#21近平、#25井澗の連続得点で主導権を離さない。富士通はディフェンスをマンツーマンに戻すが、シャンソンは富士通ディフェンスを崩し#12三好、#20元山が更に得点を重ねる。一方、富士通はシュートチャンスを作るがなかなか得点に結びつかない苦しい時間帯が続く中、#1三谷のフリースロ、#12篠原のゴール下、#10町田の3PTSが決まりシャンソンに追いすがる。前半は24−30のシャンソンリードで終了。

3Q:早い時間帯で追いつきたい富士通は#12篠原がゴール下で踏ん張り、#10町田、#15山本の連続3PTSなどで得点を重ねていく。一方、早く引き離したいシャンソンは#12三好を中心に攻撃を組み立て、#20元山の3PTS、#12三好の3連続得点などで得点していく。両チーム一進一退の攻防が続く中、富士通は#12篠原を中心にシャンソンディフェンスを崩しシュートチャンスを作り追い上げる。3Qは38−41と富士通が追い上げて終了。

4Q:両チームともに試合の主導権を握るため激しいディフェンス仕掛けるも、なかなか得点が伸びない息詰まる展開の中、開始4分過ぎに富士通がタイムアウトを請求し#0長岡、#12篠原の高さを生かしたオフェンスを仕掛け点差を詰めていく。残り約3分、富士通#11篠崎のミドルシュートが決まり同点とする。たまらずシャンソンはタイムアウトで態勢の立て直しをはかるが富士通の高さを攻略出来ず、逆に富士通は残り34秒、#0長岡の得点で逆転に成功。そのまま51−49で富士通が逆転勝利した。シャンソンは、開始4分過ぎの#6本川の負傷退場が響き、富士通は第2戦の勢いそのままにファイナルへと駒を進めた。