SCHEDULE/RESULT日程/結果

15-16 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JX-ENEOS VS 富士通

対戦カード JX-ENEOS VS 富士通
会場 松本市総合体育館
開催日時 2016年3月10日(木)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JX-ENEOS 24 15 12 20 71
富士通 9 12 13 20 54

1Q: 両チームマンツーマンスタート。
序盤、富士通はJX-ENEOSの激しいマンツーマンから得点に上手く結びつけず、苦しい展開。対してJX-ENEOSは#23大沼のジャンプシュート、#10渡嘉敷、#0吉田のコンビプレイで次々に得点を重ね、4分が経過し、#23大沼のショットで9−2とリードする。直後、富士通は前半1回目のタイムアウトをとる。その後、お互いインサイド中心にオフェンスを展開。残り3分JX-ENEOS#0吉田のシュートが入るが、富士通#11篠崎がすかさず3Pを入れ返し、一進一退の攻防が続く。JX-ENEOSはフリースロー後、2−1−2オールコートゾーンなどディフェンス面でも攻撃する。その後、富士通のミスが続き、24−9で1Q終了。

2Q: 富士通は立ち上がり、ディフェンスをマンツーマンからゾーンディフェンス(2−3)に変える。
しかし、JX-ENEOSは富士通のディフェンスに対し、しっかりとインサイドからアウトサイドへとパスを回し、着実に得点に結びつける。富士通も苦しい展開ではあるが、#1三谷、#15山本の得点で必死にくらいつく。
残り5分#0吉田の3Pが決まり36−16とこの試合最大点差の20点が開く。しかし、富士通#1三谷の3Pで36−19としJX-ENEOSのターンオーバー後も#1三谷の得点で差を徐々に縮める。残り2分JX-ENEOS#11岡本の3Pが決まり、残り1分でJX-ENEOSは2−3ゾーンを引き、39−21とJX-ENEOSが18点リードで前半終了。

3Q:両チームとも1Qと同じスタートメンバー、マンツーマンでスタート。
ゲームはJX-ENEOS#23大沼のシュートが決まり41−21。富士通はディフェンスを強め、JX-ENEOSに苦しいシュートを打たせるが、ディフェンスリバウンドがなかなか拾えない。その隙を狙い、JX-ENEOS#0吉田のドライブ・#21間宮のリバウンドショットが決まる。富士通も苦しい展開ではあるが、#1三谷がこの試合2本目の3Pで存在感を発揮する。5分が経過し、43−28とJX-ENEOSのリードは変わらないが、富士通の激しいマンツーマンによりパスミスやファールでリズムに乗れない。富士通もディフェンスからリズムをつかもうとするが、オフェンスのターンオーバー続き我慢の時間帯となる。しかし残り3分、富士通#0長岡のインサイドプレイを中心に得点を重ね、46−32とその差を16点に詰める。その後は両チームともディフェンスの厳しさがさらに増し、一進一退の攻防を繰り広げる。終了間際、JX-ENEOS#0吉田のパスから#10渡嘉敷がバスケットカウントとなり51−34と17点差で3Q終える。

4Q:両チームともマンツーマン。富士通#10町田のドライブでスタート。
富士通#0長岡がこの試合3つ目のファールとなる。JX-ENEOSは相手のファールトラブルを誘発するよう、#0吉田を起点とし#10渡嘉敷・#21間宮を中心にゴール下で果敢に攻めフリースローで得点を重ねる。しかし富士通も#10町田・#11篠崎の連続得点で食らいつき、さらに#1三谷の3Pで62−48の14点差まで詰め寄る。すかさずJX-ENEOSは2回目のタイムアウトをとり、その後JX-ENEOSはオフェンスに時間をかけ#10渡嘉敷・#21間宮の2on2により得点を重ねる。JX-ENEOSは残り2分を経過し#10渡嘉敷に代え#22中村を投入しインサイドで徹底に攻め、また途中交代の#32宮崎・#13西山などの激しいディフェンスで富士通の勢いを失速させる。富士通は控えの選手の追い上げも一歩及ばず、71−54でJX-ENEOSが勝利した。