SCHEDULE/RESULT日程/結果

15-16 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JX-ENEOS VS 富士通

対戦カード JX-ENEOS VS 富士通
会場 国立代々木競技場 第2体育館
開催日時 2016年3月13日(日)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JX-ENEOS 19 19 16 18 72
富士通 16 10 23 10 59

1Q: 両チームともに1勝1敗で迎えた第3戦。満員の会場の中、試合が開始した。先制点はJX-ENEOS#11岡本のドリブルからのレイアップ。その後第2戦の好調を維持する富士通が#11篠崎、#1三谷が立て続けに3ポイントシュートを決める。JX-ENEOSも#10渡嘉敷のバスケットカウントなどで追い上げ、残り6分頃から一進一退の攻防が続く。残り4分、富士通#1三谷がこの試合3本目の3ポイントシュートを決め、富士通が3点リードする。その後、JX-ENEOSが6得点追加し、17−14、JX-ENEが3点リードしたところで、富士通がタイムアウト。タイムアウト後、JX-ENEOSはゾーンプレスを仕掛け、富士通の得点を許さない。1Q終了直前にJX-ENEOS#0吉田のアシストから#21間宮がゴール下で得点するが、#22中村のファールで富士通にフリースローを与える。富士通#15山本がフリースローを確実に決め、19−16とJX-ENEOS3点リードで1Qを終了する。

2Q: 2Q開始直後は富士通が2本連続で得点を決めるが、残り7分にJX-ENEOSが#10渡嘉敷のミドルシュートで逆転すると、その後はJX-ENEOSがリズムをつかみ始め、徐々に得点差をつける。富士通もスティールから速攻や、カットインから得点を決めるが、それ以上にJX-ENEOSがシュートを決める。38−26とJX-ENEOS12点リードで前半を終える。

3Q: 後半、最初のシュートはJX-ENEOS#0吉田の3ポイントシュート。富士通はシュート率が下がり、追い上げることができない。残り5分を切ってから富士通のシュートが連続して決まり、点差が詰まる。その間、JX-ENEOSは約2分半得点がない。富士通はゴール下でノーマークを作り、#0長岡の3ポイントシュートが決まり追い上げを見せる。さらに点差と縮め、54−49とJX-ENEOS5点リードで3Qを終了した。

4Q: インターバルで流れが変わったのか、4Q開始からは追い上げていた富士通のシュートがなかなか決まらず、JX-ENEOSのリードが広がる。JX-ENEOSは#10渡嘉敷がオフェンスリバウンドから2本バスケットカウントを決めたり、速攻が決まったりして、縮まった点差が再び開く。富士通はターンノーバーも重なり、タイムアウトをとっても流れを変えることができない。4Qは10点しか得点できず、この試合は3ポイントの確率も第2戦ほど良くなかった。JX-ENEOSはベンチメンバーも得点し、第2戦とは対照的な展開で、結局、72−59とJX-ENEOSが第3戦に勝利し、優勝に王手をかけた。