日 時:2015年3月21日(土)
大会名:14-15 Wリーグ プレーオフ/セミファイナル
会 場:国立代々木競技場 第2体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
デンソー 17 14 13 15 59
富士通 17 10 21 20 68

主審:安富 朗
副審:山崎 人志/渡邊 亮

1Q:デンソーはマンツーマン、富士通はゾーンでスタート。デンソーは、富士通のゾーンに対して、#8高田、#9牛田のハイポストシュートなどで冷静に対応し、得点を重ね、先行する。さらには、#14が2本の3Pを沈めるなど得点を重ねる。対する富士通も、#10町田のジャンプシュート、パス回しから#11篠崎の3Pなどで対抗し、一進一退の攻防。富士通は、マンツーとゾーン、さらには、ダブルチームでトラップなどチェンジングディフェンスを仕掛ける。残り2分を切り、5人でボールを展開し、#0長岡の3P、#15山本の3Pが決まり、この試合初めてリードする。しかし、デンソーも残り46秒で#31高田汐のアシストから#11吉田のシュートが決まり、17−17の同点で1Q終了。

2Q:1Qの展開から一変、デンソーはシュートが決まらず、富士通もターンオーバーを重ね、なかなか得点が伸びない。2分間無得点だったが、デンソーは、#8高田真のポストアップから#11吉田の3P、#13伊集のジャンプシュートが決まり、24−19と突き放しにかかる。しかし、富士通も残り7分から、#10町田が2本のドライブインで得点し、食らいつく。しかし、その後流れを掴むことができない。両チームタイムアウトなどでリズムを変えようと試みるも、残り5分から4分間無得点。残り1分50秒、富士通は#11吉田のカットイン、対するデンソーも#13伊集のジャンプシュートが決まり、31−27デンソーの4点リードで前半終了。

3Q:先制は、デンソー#9牛田のハイポストドライブ。しかし、すぐに富士通#15山本も3Pで対抗。その後、互いに点の取り合いとなる。富士通は、#10町田の3Pで追いつくと、#15山本の3Pなどで流れを掴む。一方のデンソーは、富士通のゾーンディフェンスの前に、シュートチャンスは作るものの、なかなか得点に結びつけることができない。残り5分53秒デンソーはタイムアウトで変えようとする。その後、一進一退の攻防で、44−48の富士通が4点リードで逆転して終了する。

4Q:富士通は、フリースローファールをもらい、確実に得点を重ね、流れを掴み、#1三谷の3Pなどで点差を13点に広げる。一方のデンソーは、開始から5分間無得点。タイムアウトなどで流れを変えようとするも、得点チャンスが生まれない。しかし、残り3分から、オールコートディフェンスを仕掛け、速い展開から、#10藤原、#13伊集の3Pが決まり、」残り1分27秒、56−62と点差を6点まで詰める。しかし、富士通は、ファールで獲得したフリースローを確実に沈め、最後は#11篠崎の3Pが決まり、59−68で試合終了。後半にリズムを掴んだ富士通が、第1戦を制し、ファイナルへ王手をかけた。