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2017年4月29日(土)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ レギュラーシーズンMVP 渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ

【レギュラーシーズンMVP】渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ
──3年連続4回目のレギュラーシーズンMVPです。気持ちやフィジカル面で変化はありましたか?
渡嘉敷(以下、T):帰国してからしばらく調整期間があったので、徐々に調子を上げていけました。いつもと変わらずシーズンに臨めたと思います。

──いつもどおり、自分の役割をこなすこと。開幕1カ月後ぐらいから、普段のプレーができた印象でしょうか?
T:はい。試合に出始めてからはいつもどおりで、きちんとやるべきことをやれたかな、と。不安はなかったですし、普通に自分たちのバスケットをやれば負けない、そんな手応えを感じていたんです。チームに合流して、全員が前年よりも成長しているとわかっていたので、自分のことよりもチームとして充実していたと思います。

──レギュラーシーズンMVPに関して、自己評価はいかがでしょうか?
T:選ばれた理由はわかりませんが、受賞できて良かったと思います。評価を頂けるのはすごいことだと思います。ただ、自分にとっては特別なこと考えないようにしています。国内ではサイズがあり、WNBAでもプレーしているわけですから、日本を代表するプレーヤーでいなければならないと思っているんです。世界で評価してもらえるプレーヤーを目標にしていますから、ここ数年は日本でシーズンを終えて渡米したり、日本代表として国際試合で活躍したり、その中でいかに評価を高められるかが勝負だと。レギュラーシーズンMVPはすごくうれしいことですし、選んでいただいて感謝しています。が、そこで満足していてはダメ、日本なら評価を受けて当たり前、それぐらいのパフォーマンスをして当然の選手なんだと自分に言い聞かせています。受賞を重ねれば重ねるほど、そういう気持ちが強くなっています。