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2017年5月7日(日)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【ベスト5】吉田亜沙美 JX-ENEOSサンフラワーズ

リーダーズ【ベスト5】吉田亜沙美 JX-ENEOSサンフラワーズ
──ベスト5は5回目の受賞です。感想はいかがでしょうか?
吉田(以下、Y):うれしいですね。単に数字ではなく、観ている方々が評価してくださったからの受賞ですから、選手としては本当にうれしい賞です。これは、シーズンを通して、JX-ENEOSのバスケットが表現できたから。受賞の度に、「もっと成長しなければいけない」そう思わせてくれる賞でもありますね。

──全勝優勝は意識されましたか?
Y:いいえ、まわり盛り上がっていましたが、「連覇」や「連勝」は意識しないで、とにかく自分たちのバスケットを心がけました。チームの誰もが、連勝は意識せず、自分たちのバスケットにフォーカスし、楽しみながらプレーしようという雰囲気がありましたね。、それが“強さ”につながったと感じています。

──逆に言うと、少しリラックス感があって試合に臨めていたわけですね?
Y:前のシーズンは、「負けたらどうしよう」という思いが強すぎて……「やらなきゃ」という意識は持ちつつも、委縮せず、楽しんでプレーできたのが余裕につながったと思います。やはり、ホッとしたという気持ちはありますが、これまでとはまた違った感情を味わうシーズンになりました。これからのバスケットキャリアを含めても、特別なシーズンになったと思います。この先も、きっと楽しんでバスケットができると思いますし、チームが変れた瞬間だったのではないでしょうか。背負っていたものを一旦忘れ、自分たちがバスケットに出合った頃の楽しさや、バスケが好きな気持ちをトムHCに思い出せてもらいました。

──それだけ大きな使命を背負っているわけですよね?
Y:そうですね、それはこのチームに入った以上、全員が覚悟しています。でも、それも一旦忘れて打ち込んだシーズンになりました。

※注:写真:JX-ENEOS渡嘉敷選手(負傷)の代理で岡本選手が受賞