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2017年5月6日(土)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【3ポイントシュート】三好南穂 シャンソン化粧品シャンソンVマジック

リーダーズ【3ポイントシュート】三好南穂 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
──2016-17シーズンをふり返っていかがでしたか?
三好(以下、M)シーズンが始まる前に、「何でもいいから個人賞を取りたい」そう思っていたんです。どの部門でもよかったんですが、可能性があるのは3ポイントかフリースロー、あるいはスティールだろうと考えていました。この3つの部門は前年も上位に入っていたんですが、3Pで受賞できてホント、良かったです。

──目標を決めてシーズンに入るとモチベーションが上がりますか?
M:いつも2位や3位……今度こそ、と思っていたんです。ずっと悔しい思いをしていましたから(笑)

──個人賞を狙おうと思ったのはどうしてでしょう。心境の変化があったんでしょうか?
M:たぶん、日本代表として昨年の夏に大きな経験をしたからだと思います。代表に選んでいただいて自信になりましたし、多少なりともチームに貢献できたことが良かったです。それまでは自信が持てないままシーズンに入ることが多く、「個人賞を取りたい」と言葉にできませんでした。

──その部分では成長できたし、まわりからの期待感も違っていたわけですね?
M:これまでとは違った見方をされるようになりました。私のプレーに注目してくださったり、声援をいただいたり、とても良い経験をさせていただきました。以前はネガティブな考えで、「無理かな」って。それがなくなりました。チームは前年と同じ順位で、レギュラーシーズンは6位。試合に負けるのはポイントガードの責任ですから、その意味では悔いは残りますが、(好不調の波があったものの)コンスタントに得点でき、安定したプレーができたことが3ポイント部門での受賞につながりました。この自信を来シーズンにつなげたいですね。