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リーダーズ【ブロックショット】渡嘉敷来夢 JX-ENEOSサンフラワーズ
──この賞は渡嘉敷選手の代名詞というか、受賞は当然みたいな……それでも2016-17シーズン、何かプレーの面で変わったところはありますか？
渡嘉敷（以下、Ｔ）特にないですが、対戦相手によっては、自分をアウトサイドへ引っ張りだすようなプレーを仕掛けてきます。「外に引っ張り出されるな」とわかったら、自分のマークは捨てて中を絞るように守ってしましたね。チームとして守ることが大事ですから、もし自分のマークが外へ逃げてパスを受けようとしたら、そこにはヘルプが来るとわかっていますから、自分は次の展開に備えてディフェンスをします。もしズレが生まれて飛び込んでくる相手選手がいれば、そこでシュートブロックを狙いに行く。ゴール下のマッチアップで相手のシュートをブロックすることはほとんどないと思います。

──チームディフェンスの中で、自分の役割を徹底すれば、それがスタッツに残るわけですね？
Ｔ：そうです。最初からシュートブロックを狙っているわけではなく、相手のオフェンスをチームで抑えに行く。その流れでブロックしていますね。自分のマークマンにはシュートを打たせませんから。それよりも、チームディフェンスが機能して自分にブロックのチャンスが回ってくる、そんな感じ。相手チームのプレースタイルと、自分たちのディフェンスのシステムが上手くハマった時のほうがブロックは多いと思います。

──ブロックショットは好きなプレーですか？
Ｔ：結構好きですね（笑）スカッとする時もあるので。ブロックにもいろいろあって、打った瞬間にはじくこともあれば、空中のボールを叩くこともあります。空中のボールを叩き落とした時のほうが気持ち良い。「あのシュートブロック、良かったでしょ」って盛り上がります（笑）