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2017年9月29日(金)特集

第19回Wリーグ ヘッドコーチインタビュー vol.7 (東京羽田)

【東京羽田ヴィッキーズ 棟方公寿ヘッドコーチ】

Q:5シーズンぶりにWリーグで指揮を執ることになりました。現在の心境はいかがでしょうか?
──「チャンスがあれば、もう一度Wリーグで」という気持ちがあったので、オファーをいただいて感謝しています。女子のトップリーグで戦いながら、1人でも日本代表に送り出せれば、チームとしても大きなモチベーションになると思います。

Q:チームに合流したのはいつからでしょうか?
──6月1日に合流し、1カ月半ほどでサマーキャンプに臨みました。全チームと対戦したわけではありませんが、とてもいい経験になりました。チームの完成度という点ではもの足りなさはあったにせよ、JX-ENEOSとの試合では速い展開のバスケットができましたし、結果的に敗れはしましたが楽しかったです(笑)。
他のチームとの対戦では走り負けしていなかったと思いますし、手応えも感じることができました。選手たち自身、まだまだ課題があるとわかったようで、さらにモチベーションを高めて練習に取り組んでいます。

Q:速い展開、脚を使ったバスケットを目指しているわけですね?
──私が重視するコンセプトですし、最初のミーティングから選手たちに伝えました。サイズがあるわけではないので、「スピード勝負」はみんなわかっているでしょう。「走るバスケット」は体力的、メンタル的にもきついと思いますが、そこは選手たちもしっかりと理解して頑張っています。

Q:合流してまだ4カ月弱ですが、この選手を核に、と考えている選手はいますか?
──キャプテンは2人制を取り入れています。キャリアのある森本はチームのまとめ役。まだ2年目ですが本橋も高校、大学で実績を積んできた選手で、メンタルの強さもあるのでキャプテンを任せました。彼女たちを核にしながら、チーム全員で戦う体制になってきています。

Q:今シーズンの目標を教えてください。
──すぐに結果を求めるよりも、自分たちのやるべきことを意識づけし、一歩ずつ前進していきたいと思います。地道にアプローチを続け、まずは昨シーズン以上の成績を目標に挑みます。そのために倒すべきターゲットを絞って勝ち星を増やし、1つでも上位に食い込めるよう頑張りたいと思います。