NEWSニュース

2018年4月30日(月)特集

第19回Wリーグ表彰者【得点】渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)

いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト特別企画!
先月閉幕した第19回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏側にあったそれぞれの思いに迫ります。

自身の得点王受賞を、「みんなの"勝ちたい気持ち"」の結果と表現する渡嘉敷選手。チームへの熱い思いをうかがい知ることができました。

──────────

第19回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント

【得点】第1位 計607本(Avg.18.39本)
渡嘉敷 来夢 (JX-ENEOSサンフラワーズ #10)
※3年ぶり2回目

──3年ぶり2回目の得点王です。少ないような気もしますが、今シーズンは第2位の髙田選手(デンソー#8)とは0.04点差。あと1ゴール足りなければ逆転されていました。これは嬉しかったのでは?
渡嘉敷(以下、T):そうみたいですね。自分ではまったく気にしていなかったので、終わってみたら得点王になっていたという感じです。

──ということは、結果や受賞については、レギュラーシーズンが終わって初めて気が付いたのでしょうか?
T:終わってみたら得点王で、2回目の受賞。パスが来なければシュートは打てませんし、みんなの協力があったから、というか「チームプレーの結果」でもあるので“みんな、ありがとう!”っていう感じでしたね。

──個人スタッツにはあまり興味がないというか……結果を知っても特別な喜びはなかった!?
T:嬉しいのは嬉しいですけど、1人で獲れるわけではありませんし、自分だけで「喜び爆発」はないです(笑)。個人ランキングやスタッツを教えてくださる方がいるのですが、それでも全然気にしてなかったですね。受賞できないより、受賞できた方が良いのは当然ですから、チームとしても協力してくれたお陰で獲れたんだなって思います。

──要するに、渡嘉敷選手にとっては得点だけが仕事ではない?
T:自分がチームで任されているポジションや役割、プレータイムなども関係してくるのが得点王だと思います。結果的にはみんなの“勝ちたい気持ち”が表れているのかもしれません。私が「(点を)取りたい、取りたい」と思ってゴールに向かって行くわけではないですが、みんなの“勝ちたい、勝ちたい”という気持ちが乗って、私にパスが回ってくる。それが、チームが勝つためには、渡嘉敷に点を取らせるのがいいという判断になるのかもしれませんし、その期待に応えようというプレーになるんだと思います。であれば、“ゼッタイ決めてやる!”ってなりますよね。

──入団以来、そこは変わっていないわけですね。
T:試合後にスタッツは見ますけど、だからと言って個人タイトルを獲るために戦ってはいません。1試合1試合のふり返りがあったり、結果の積み重ねがあったりして、最終的には受賞につながっているんだなと思います。


▼第19回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1520760549538.pdf

▼第19回Wリーグ アウォード表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1522051959319.pdf