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2018年5月6日(日)特集

第19回Wリーグ表彰者【プレーオフMVP】吉田亜沙美(JX-ENEOS)

いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト特別企画!
3月に閉幕した第19回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏側にあったそれぞれの思いとは・・・

「私がエンジンを掛ければみんなも付いて来てくれる—」

インタビュー企画のラストを飾るのは、3年連続5回目のプレーオフMVPを獲得したJX-ENEOSの吉田亜沙美選手です!

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第19回Wリーグ アウォード表彰者コメント

【プレーオフMVP】
吉田 亜沙美 (JX-ENEOSサンフラワーズ #0)
※3年連続5回目

──二冠(皇后杯とリーグ戦)と、10連覇を達成しました。今シーズンをふり返っていかがでしたか?
吉田(以下、Y):素直に嬉しいです。リーグ戦は10連覇で、皇后杯は5連覇。途中(2003年)で負けていなければ同じ10連覇だったんですが、ここまで優勝を重ねることができたのは良かったと思います。

──今シーズンは代表活動とチームと、とてもタフなシーズンだったと思います。ご自身はどういうところに気をつけていたのでしょうか?
Y:個人的には、リーグ戦の前にケガをしたんですが、集中的なリハビリで何とか間に合いました。なので、シーズン中はケガをしないようコンディショニングに気をつけました。キャプテンとしては、みんなのモチベーションを上げて引っ張って行くこと。前のシーズンを全勝で終え、難しいシーズンになると思っていたので、声掛けや雰囲気づくりが大切かなと。

──ご自身のモチベーションはどうでしたか? 連覇を続ける難しさがあると思いますが?
Y:そこは、負けることが嫌いなので何とか(笑)優勝して、改めて“良いモチベーションで戦えたのかな”とふり返ることができたという感じです。

──ポイントガードの#1藤岡選手が離脱してしまいましたが、少し大変だったのではないでしょうか?
Y:チーム的に穴は大きかったですが、# 32宮崎と# 3山田がいましたから。2人にとってはチャンスだったわけですし、期待に応える働きでした。彼女たちもしっかりアピールできて良かったと思います。

──プレーオフMVPは5回目。レギュラーシーズンとプレーオフは戦い方が違いますし、責任感が増したり、特別な意識になったりするのでしょうか?
Y:それはあります。プレーオフにはプレーオフの戦い方がありますし、今回は一発勝負だったので、目の前の試合にすべてを出し切ろうと思っていました。集中力を高め、試合の入り方に気をつけましたが、私がエンジンを掛ければみんなも付いて来てくれる、そう思っていた通りの良い結果を得ることができました。

──新人王を受賞(2005-2006)した時は、先輩たちに付いて行くのが精一杯。それから中軸として、活躍するようになり、今はキャプテンとして先頭に立って戦っています。キャリアを積み、言わば一歩引いたところでチーム全体を見渡す立場になったわけですね。
Y:そうですね、キャプテンなので自分のことは後回し。客観的にチームのことを見なければならない場面も多いので……今後もそういう部分で成長していければ、と思っています。


▼第19回Wリーグ アウォード表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1522051959319.pdf

▼第19回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
http://www.wjbl.org/images/topics/1520760549538.pdf