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2019年4月14日(日)特集

第20回Wリーグ表彰者【ベスト5/C】高田真希(センター)

いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。

「若い選手から刺激を受け、新たなモチベーションになります。もっと自分も成長しなければいけない、そう感じています」

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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント



【ベスト5/センター】
高田 真希(たかだ まき)
(デンソーアイリス#8)

※3年連続7回目

──3年連続7回目のベスト5(センター部門)です。数々の国際大会を経験した上で、サイズのある若手選手が増えてくる中、ご自身はどういうプレーヤーであり続けようと臨んだシーズンだったのでしょうか?

「今シーズンが始まる前、日本代表の活動では、センター陣も3Pシュートを打つように指示されて合宿がスタートしました。これまでは、シーズン中に24秒ギリギリだったり、パスの出しどころを抑えられてしまったりした時に多少無理をして(3Pシュートを)打つことしかありませんでした。本当に狙って打ちに行くことはなかったため、チームの戦術として3Pシュートを打つように求められたことは、プレーの幅を広げることにつながったと思います」

 

──ワールドカップではそのシュートを決め切る場面もありましたが?

「自信になりましたし、今シーズンはその延長線上として自分自身のためでもあり、チームのレベルアップのためにも3Pシュートを打つことにトライしようと思って臨みました。ただ、狙い過ぎるとアウトサイドに偏ってしまうので、本来の自分のスタイルからかけ離れてしまうのはよくないという判断があったのも事実です。チャンスを見極めて打つことが大切ですから、まだ本数は少ないですが、決め切れているのは、まだまだ『自分は成長できる』という手応えを感じましたし、伸びしろはまだあるな、と手応えを感じたシーズンでした」

 

──自分の中で新たなセンターとしてのプレーヤー像ができたということでしょうか? それに近づくこともできたわけですね。ライバルとなる若手選手が増えてきたという実感はいかがでしょうか。

「いつでも受賞は嬉しいですし、若手のインサイドプレーヤーが増えたという実感もありました。とにかくサイズのある選手が増えましたね。なおかつ動けて走れるし、シュートも上手い。能力のある選手が年々増えていますから、彼女たちには負けたくないですし、負けられないという強い気持ちでプレーができています。そういうメンタルもプラスになりました。若い選手から刺激を受け、新たなモチベーションになります。もっと自分も成長しなければいけない、そう感じています」

 

──それはチーム内でも一緒だと思います。伸び盛りの若手選手が増え、キャプテンとしても頼もしく感じているのではないですか?

「もちろんそれはありますが、チームのこととなると勝ち負けや成績は出ていますから、若手の成長にはもう少し手応えが欲しかったというか……アウォードやリーダーズでの受賞は嬉しいですが、私一人に集中し過ぎた感じはあります。来シーズンはそこも含めて、チームとして課題に取り組んでいきたいと思います」

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▼第20回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf


▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf