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2010年2月8日(月)プレスリリース

プレーオフ記者会見を行いました

2月8日(月)、週末に控えたプレーオフ開催を前に、出場4チームのヘッドコーチが出席しての記者会見を行いました。
各チームヘッドコーチのコメントは下記の通りです。

【トヨタ自動車 チョン・ヘイル ヘッドコーチ】
今年はベテラン選手が引退し、開幕前は不安や心配もあったが、矢野選手の移籍が大きかった。また、櫻田選手は、今年は安定して自分の仕事をしてくれた。また今年ポイントガードを任せた久手堅選手が新しいチームをよくまとめて頑張ってくれたのも1位になった要因のひとつと考える。
日本航空とはリーグ戦は全勝ではあるがそんなに簡単に勝てたわけではない。矢代選手や岩村選手などいい選手もいるし、どんなチームと対戦しても自分たちのプレーができなければ勝てるものではない。トヨタらしいバスケットで頑張るつもりだ。

【日本航空 荒 順一 ヘッドコーチ】
レギュラーシーズンを終えて最終的にこの場にいられることを率直に喜びたい。今シーズンはイム前ヘッドコーチの残してくれたものが大きかったと思う。しかしそこから上に抜け出るには何が必要かということを常に念頭に置いてきたが、今までは1on1のチャンスが有効に使えていなかったこと、システムにとらわれすぎて逆にミスが多くなっていたことがあり、徐々にそこを克服できたことが、4位に滑り込めた要因ではなかったかと思う。
トヨタ自動車は、お互い似たようなシステムを持ったチームではあるが、シュート力がこちらより上だし、ディフェンスもいい。せっかくこの舞台に立つことができたので、チャレンジャー精神で一泡吹かせたい。

【JOMO 内海 知秀 ヘッドコーチ】
今シーズンのスタートは代表に派遣していた選手のコンディションの問題などもあったが、それは大会前からわかっていたことで、リーグ戦を通じてチームを作っていくという形になった。センターの諏訪選手がシュートの確実性やリバウンドなどで成長著しく、チームを安定させてくれた。また、ベテランの大神・田中選手がチームを引っ張ってくれて、まあまあの状態でプレーオフに入れると思う。
富士通は得点能力が高いチームなので、ディフェンスをしっかりと頑張って得点をどれだけ抑えられるか、特に名木選手や鈴木選手をどう抑えるかがポイントになると思う。

【富士通 岡里 明美 ヘッドコーチ】
今シーズンはポイントガードがなかなか固定できず、またスタメン5人のうち3人が今年新たにスタメンに名を連ねたということで若いチームで戦うことになった。ゲームの中でも好不調の差があったり、リーグを通しても波がある展開となったが、総合的なチーム力としては予想通りでリーグを終えることができた。
JOMOとの3勝のうち開幕の2勝は計算に入らないと思う。JOMOはガード、フォワードの得点能力やインサイドでの力は驚異的なものがあるので、そこをどう守るかをセミファイナルに向けてもう一度考えたい。