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2012年3月7日(水)試合情報

【ファイナル第4戦・会見コメント/JX】

第13回Wリーグは、JXサンフラワーズの4年連続15回目の優勝で幕を閉じました。プレーオフMVPは、JX・吉田亜沙美選手が3年ぶり2回目の受賞となりました。

<内海 知秀 ヘッドコーチ>
今日は本当によかったという気持ち。1、2戦は何とか勝てたが、第3戦では自分たちのバスケットを忘れかけてしまい、昨日の練習では今までどういう戦い方をしてきたのかを確認した。今日はそれを徹底してやれるか、というところだったが、控え選手がよく頑張ってくれた。(今日のゲームで新原選手をスタメンで起用したことについて)第3戦で木林を3番で使ったが、本来は4番の選手なので自分のリズムがつかめず流れが悪くなってしまったので元に戻す形にした。新原はディフェンスの足があるので、川原選手や久手堅選手も十分守れると思っていた。寺田も、田中の疲労があるので、最後もつれたときに田中を使うためにつないでくれればと思って出したが、最初のシュートを決めたので今日はいけると思った。トヨタ自動車とは3年連続のファイナルでの対戦となったが、粘り強いチームで、そこと戦って勝利を収めたことは、少しずつ成長しているのかと思う。

<田中 利佳 選手>
第3戦で負けて、ミーティングで今日は死ぬ気で頑張ろうと、話した。全員バスケットで勝つことができた。今日負けていたら、みんなをビンタするつもりだった。勝てて本当に良かった。

<大神 雄子 選手>
自分のケガでみんなに迷惑をかけたが、チームの強さや団結力を見せつけられた。このようないい試合ができたのも相手がトヨタ自動車だったから。昨年の決着がつけられて良かった。

<新原 茜 選手>
昨日、「明日はスタメンで使う」と言われて緊張していたが、みんなの支えもあるので全員でやろうと思っていた。優勝という形で終えることができてよかった。今日はミスを恐れずゴールに向かおうと思っていた。(プレータイムが少ない中スタメン起用されたことについて)練習ではスタメンに入ることは少ないが、レギュラーチームが指摘されていることを自分にも言われていると思ってやっているので、それが結果に出たのだと思う。練習での相手は大神や吉田になるので、自信を持ってプレーできた。

<吉田 亜沙美 選手>
優勝することができてほっとしている。全員で戦って優勝できたことはうれしい。第3戦は大差となったのでかえって気持ちが吹っ切れた。中1日空いたが、どこが悪かったのかはわかっていたし、内海さんからもディフェンスやリバウンドでのルーズボールがキーになると言われていて、そこを徹底できた。リバウンドでは間宮や木林が飛び込んでくれたし、フォワードも積極的にジャンプシュートやドライブでゴールに向かって言ったのが良かった。試合前に同期の寺田から「ひとりじゃない、つらくなったらベンチを見て。自分も準備して出られたら頑張りたい。一緒に頑張ろう」とメッセージをもらった。その寺田とコートに立てて自分のパスでシュートを決めてくれて本当にうれしかった。

<寺田 弥生子 選手>
第3戦を見てレギュラー陣の疲労がだいぶたまっているな、と感じたので、控えの選手で助けられたらと思っていた。チャンスをもらえたのでどんどん打とうと思った。(吉田選手に送ったメッセージについて)吉田はずっとプレータイムが長く、プレッシャーもあるし、責任や体力的にもきついだろうと思っていた。コートの中で支えられない分、メッセージでと思った。今日は全員で戦わないといけないことはわかっていた。いいスクリーンやパスがもらえて得点につながってよかった。

<間宮 佑圭 選手>
今日はJXらしいプレーで勝つことができたと思う。インサイドがきつい時にアウトサイドのシュートが決まったのでやりやすかった。いい流れで勝てたと思う。これで自信をつけたので、前に進んでいきたい。