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2014年10月24日(金)特集

第16回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol10

日立ハイテク クーガーズ  菊地哲博ヘッドコーチ

Q:昨シーズンはコーチとしてベンチ入りしていましたが、どんな印象だったでしょうか?
──ヘッドコーチが代わり、選手たちに戸惑いがあったかも知れません。ただ、シーズンが進むにつれて理解が深まり、終盤には新潟に連勝するなど、少しずつ結果が伴うようになりました。今シーズンも(昨シーズン同様)トランジションの速い攻撃スタイルを継続しながら、インサイドで勝負できるチームづくりを目指しています。
Q:そのインサイドで成長を期待している選手は?
── #31 池内侑里と #35 天野佳代子です。上位チームほど大型ではありませんが、ターゲットとしている中位チームとは十分に戦えるサイズだと思っています。まずは、ディフェンスで当たり負けせず、相手を抑えること。特にディフェンス面ですが、2選手ともサマーキャンプでは手応えを感じたようです。ディフェンスを頑張って、リバウンドをしっかり取る。そこから全員でチャンスをつくって得点につなげる、そんな攻撃的なバスケットを目指しています。とにかく昨シーズンは失点が多かったので、いかに我慢して抑えるかが重要ですね。マンツーマンのディフェンスを強化し、昨シーズン終盤の良いイメージを継続しながら、勝ち星の上積みを狙います。
Q:小笠原キャプテンが抜けた穴は大きいと思いますが?
──もちろん影響はありますが、必ず代わりの選手が出てきます。昨シーズン、ケガで万全ではなかった #5 山田茉美や、今シーズンのキャプテン #8 有山景子らの活躍に期待しています。目標とするベスト4入りのために、今シーズンのスローガンである『NEVER GIVE UP!』を肝に銘じて挑み続けます。