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2014年12月4日(木)特集

第16回Wリーグ・プレビュー/伝統の一戦

 今節は2位のシャンソン化粧品(7勝2敗)が4位のJX-ENEOS(6勝2敗)と激突です。(12/6(土) 船橋アリーナ)

 シャンソン化粧品は、Wリーグ優勝3回。JX-ENEOSがWリーグ優勝11回。2007-8年に富士通が優勝した以外、Wリーグでは、この2チームが優勝を分かってきました。
 しかしながらJX-ENEOSが6連覇を達成し、今季7連覇に挑んでいるのに対して、シャンソン化粧品は2009-10年シーズン以降、5シーズンでセミファイナルに進出したのは僅かに1回(2012-13・4位)。名門が長らく低迷に苦しんでいます。
 開幕早々、女王・JX-ENEOSが2敗を喫した今シーズンは、各チームにチャンスが訪れ戦国状態。シャンソン化粧品も、9年ぶりの優勝を目指すチャンスです。

 注目選手は、シャンソン化粧品 #8 藤吉佐緒里。中村学園女子高から入団したフォワードです。1年目から活躍し、若手のホープとして日本代表にも名を連ねた藤吉も、早や9年目。昨シーズンからキャプテンとして、チームを引っ張る存在となりました。チームの平均年齢は23.7歳とWリーグでは3番目に若いチームとなり、藤吉をはじめほとんどの選手がWリーグでの優勝経験がありません。名門復活に向け、何より欲しいものは優勝の2文字です。
 対するJX-ENEOSでは #32 宮崎早織。聖カタリナ女子高出身のルーキーガードです。エースガードの #12 吉田亜沙美をケガで欠くJX-ENEOSは、インサイドには #21間宮佑圭、 #10 渡嘉敷来夢、#52 宮澤夕貴と日本代表選手を揃えているだけに、アウトサイドの選手が鍵になります。宮崎は開幕戦で第3クォーター途中から出場し、13点差を3点差まで追い上げる活躍を見せ、直近4試合はでスタートに抜擢。ルーキーながらも安定したプレーでJX-ENEOSの勝利に貢献しています。
 藤吉27歳、宮崎19歳。高校時代から全国大会で注目を集めて来た両選手がWリーグで火花を散らす伝統の一戦は、どちらの「さおり」に勝利の女神が微笑むのか? ご期待ください。

 本ゲームは動画配信サイト『WJBLチャンネル』で12/8(月)配信予定。こちらもお楽しみに!!
http://www.wjblchannel.jp/


(写真左・シャンソン化粧品 #8 藤吉佐緒里選手/右・JX-ENEOS #32 宮崎早織選手)