NEWSニュース

2015年1月23日(金)特集

第16回Wリーグ・プレビュー/戦国Wリーグ

 混戦は上位チームだけでなく、下位チームにとっても「戦国」状態のWリーグです。

 現在9位の新潟が、10位・日立ハイテクをホーム・新潟に迎えての連戦です。
(1/24(土)・25(日)シティホールプラザアオーレ長岡)
 ひとつ上の順位にいる新潟ですが、12/6に行われた第1戦では、36-53と日立ハイテクに敗れています。この2連戦の結果次第では順位が入れ替わる可能性がありますから、両チームとも負けられません。

 注目選手は、新潟 #8 岩村裕美。Wリーグでは過去12年間に数々のタイトル(平均得点(2009-10)、3Pシュート成功率(2004-5)、ベスト5(2005-06/2006-07/2010-11)を獲得し、日本代表でも活躍したベテランシューターです。日本航空時代は20点近い平均得点を誇っていた岩村も、新潟では1試合平均が一ケタに。今シーズンも平均9.2得点です。しかしながら、その存在はチームの要と言ってもよく、特に勝負どころでの落ち着いたプレーは、若く経験の浅い選手の多い新潟にとっては貴重な存在です。前回、苦杯を飲まされた日立ハイテク相手にどのような勝負を仕掛けるのか? 岩村のプレーが、勝利のカギを握るかもしれません。
 対する日立ハイテクでは、#3 高橋香澄。専修大学出身、5年目のガードです。昨年からスタメンに定着。今シーズンも全戦にスタメン出場して、チームハイの1試合平均10.6得点を挙げ得点能力の高さを示しています。

 前回は、激しいマンツーマン・ディフェンスと高さを武器に日立ハイテクが新潟を押し切って勝利を掴みました。今回も同じ展開になるのか? 新潟がどのような対策を練ってくるのか? 勝利の鍵を握るのはどちらのチームのどの選手になるのか、熱い戦いを会場でご覧ください。


(写真左・新潟 #8 岩村裕美選手/右・日立ハイテク #3 高橋香澄選手)