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2015年4月23日(木)特集

第16回Wリーグ・受賞者コメント/ベスト5・ガード部門

富士通レッドウェーブ #10 町田 瑠唯(初受賞)

Q:初のベスト5受賞です。今シーズンを振り返って、良かったと感じているところは?
──ヘッドコーチが代わり、何度も指示されたのが「攻め続ける」ことの大切さ。シュートが決まらなくても、自分がゴールを狙う意識を持ち続けられたと思います。攻め気は持っていたつもりですが、試合を通して出すことができ受賞につながったと思います。

Q:BTテーブスHCから具体的な指示があったのでしょうか?
──「得点に絡むように」という指示を受けました。意識していても、チームとして得点が入っていると「私が行かなくてもパスを回せばいい」と考えてしまいがち。そんな時にテーブスHCは、「攻めていない、もっと攻めろ」と。改めて気づかされ、シーズンを通して意識できました。

Q:高校時代の気持ちを改めて思い出したのでしょうか。それとも新な一面?
──高校の時と状況は似ています。ただ、Wリーグだと得点能力の高い選手がいますから、自然とアシストが増える。でも、実際に数字を残すというより、気持ちを見せろという指示で、それが上手くいったと思います。シュートを決め切るのは難しいのですが、着実に1ステップ上がったかなと実感できています。

Q:ファイナルは悔しい終わり方でしたが?
──レギュラーシーズンとは雰囲気が違いました。特に1戦目に関しては飲み込まれてしまったというか、自分たちのバスケットができませんでした。硬くなってしまい、受け身になってしまったというか……レギュラーシーズンでできていたことが、最後の最後まで発揮できませんでした。それは経験の差だと思います。準備はできていたつもりでしたが、経験という面ではどうしようもなかったですね。この悔しさを来シーズンまで胸に刻んで頑張ります。