日 時:2001年12月8日(土)
大会名:01-02 Wリーグ レギュラーリーグ
会 場:八代市総合体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
三井生命 27 23 13 12 75
日立HT 25 18 16 17 76

主審:安元 正彦/副審:上野 真司

1Q:両チームのディフェンスは、三井生命はハーフコート・マンツーマン,日立ハイテクは3PTSラインまで下がり小さくインサイドを固めるマンツーマンでスタート。開始直後、三井生命は#14佐藤(恵)のフリースローで先制。日立ハイテクはローポストにボールを集め、合わせのプレーを展開、#14毛利のドライブや#53林のポストプレーで連続得点、2−4とする。その後三井生命はシュートイン後の1−2−2ゾーンプレスで日立ハイテクのミスを誘い、#13畑岸の連続3PTS,#14佐藤(恵)の3PTS,カットインなどで逆転、リードを広げる。しかし日立ハイテクも#10山田のインサイドプレーを中心に追い上げ、27−25と三井生命のリードで1Q終了。

2Q:立ち上がり、日立ハイテク#14毛利のドライブ,#10山田のフォローアップで日立ハイテクはすぐに逆転。対する三井生命は#13畑岸が日立ハイテク#10山田に果敢にドライブを仕掛け、突破口を開こうとする。日立ハイテクはポストへのパスを抑えられると、裏のパスを狙う。対する三井生命は徹底したカットイン,ドライブインで得点を重ねシーゾーゲームとなる。このあたりから三井生命は#13畑岸の内外角での活躍で44−37とリード。その後日立ハイテクも#10山田のポストプレーなどで追い上げを見せ、50−43で前半終了。

3Q:日立ハイテクは2−3のゾーンにディフェンスを変え、インサイドの守りを固める。三井生命は#9清田が3PTSを決めるものの日立ハイテクのゾーンに苦しみ、外角のシュートが外れ始めて徐々に流れが変わる。日立ハイテクは#10山田をハイポストに据えてローポスト付近のスペースを攻撃の基点として得点を重ねる。3Qを終えて63−59と三井生命リードのまま3Q終了。

4Q:ディフェンスは、日立ハイテクは2−3ゾーン,三井生命はハーフコートのマンツーマン。両チームともディフェンスが厳しくなりシュートミスが目立つ。日立ハイテクは#10山田のインサイド、三井生命は#14佐藤(恵)のドライブで得点。残り4分で71−67と三井生命がリードしているもののゲームの行方はわからない。日立ハイテクは#10山田がフリースローを2投とも成功させついに1点差。残り30秒で三井生命ボール。三井生命はボールをキープして24秒を使いきり、残り6秒で日立ハイテクボール。ここで日立ハイテクは#44佐藤がドリブルで持ち込みそのままハイポストからシュート、これがブザービーターとなり、日立ハイテクが劇的な勝利をものにした。