日 時:2007年3月14日(水)
大会名:06-07 Wリーグ プレーオフ/ファイナル
会 場:船橋アリーナ
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 15 14 15 13 57
JOMO 16 16 10 17 59

主審:シャンタレ・ジュリアン
副審:エレナ・チェルノワ
副審:須黒 祥子
コミッショナー:橋本 信雄

【JOMOの3シーズン振り11回目の優勝】

1Q、富士通は#1三谷、#12矢野(良)を中心にオフェンスを展開して試合の主導権を掴もうとする。JOMOはインサイドの#14山田にボールを集め、#1大神、#4立川が合わせのプレーでリードを奪う。残り4分、富士通は#12矢野(良)シュートで逆転する。JOMOは#1大神が3ポイントシュートで対抗して譲らない。結局1Qは、接戦をJOMOが1点リードして終える。
2Q、序盤はJOMOがゲームをコントロールして試合が進む。富士通はハーフコートオフェンスを組み立てるがシュートが決まらない。残り6分、富士通#1三谷の3ポイントシュートで反撃するが、その後はJOMOのディフェンスの前に得点が続かない。残り2分、富士通は#5畑の3ポイントシュートでようやく加点。残り1分、富士通は#12矢野(良)が2連続得点で点差をつめ、29−32の3点差で折り返す。
3Q、JOMOは出だしから激しいディフェンスで富士通を苦しめる。残り6分、富士通は#9船引(か)、#24今が速い展開から得点して2点差まで詰め寄る。JOMOはたまらずタイムアウトを請求して流れを変えようとするが、残り4分、富士通は#1三谷がコーナーから決めて同点に。しかし、ここから両チームともディフェンスで粘りを見せ、約3分間ノーゴールが続く。残り1分を切って、富士通は相手のファウルからのフリースローのチャンスを#12矢野(良)が2本決めて、44−42で3Q終了。
4Q、JOMO#14山田がゴール下を決めてこの試合5度目の同点。開始2分、JOMOはスティールから#6内海の速攻で点差を広げる。しかし、富士通も#24今の3ポイントシュートでお返し。残り6分、富士通がまず動きを見せる。富士通のタイムアウト後、#5畑が3ポイントシュートで逆転、さらに#1三谷がゴール下を決める。JOMOは、#14山田から#6内海がドライブして合わせる。残り3分、点差はわずかに2点、JOMOリード。残り2分、富士通は#12矢野(良)が5ファールで退場。しかし富士通はチーム一丸となったディフェンスで1点差に食らいつく。最後、富士通はファウルゲームを仕掛けるが、JOMOはフリースローを確実に決め、わずかな点差で逃げ切り、ファイナル優勝を決めた。