日 時:2008年2月28日(木)
大会名:07-08 Wリーグ プレーオフ/ファイナル
会 場:代々木第2体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JOMO 16 15 14 20 65
富士通 23 20 17 24 84

主審:エレナ・チェルノワ
副審:平 育雄
副審:富田 陽子
コミッショナー:橋本 信雄

【富士通、悲願の初優勝!!】

1Q: 両チーム、ノーマルなマンツーマン・ディフェンスでスタート。富士通は#12矢野(良)の3PTS,#7船引(ま),#1三谷のシュートで、6分56秒には0−7とリード。JOMOの初得点は6分過ぎ、#14山田が決める。その後、富士通#12矢野(良),#1三谷のシュートに対して、JOMOは#14山田,#1大神で対抗し、一進一退の展開。残り3分30秒からJOMOは#8田中が連続3PTSを決めるが、富士通は#5畑の大活躍でリードを保ち、1Qは16−23で富士通が7点リード。

2Q: JOMOは相変わらずノーマルマンツーマン・ディフェンス。オフェンスでは#12吉田のシュート,#1大神が続き一気に2点差とするが、富士通は#1三谷の3PTSで主導権を渡さない。残り7分19秒、富士通#5畑が3回目のファウルを犯し、#45名木と交代、その後も#1三谷,#7船引(ま)の3PTSなどでリードし、JOMOはたまらずタイムアウト。#14山田をベンチに下げて#15諏訪を投入する。タイムアウト後も富士通の勢いは止まらず、#7船引(ま)の3PTS,#45名木のシュートで13点差とする。JOMOは#8田中が連続で3PTSを決めて食らいつくが、残り15秒、富士通は#12矢野(良)が3PTSを決め、31−43と2ケタのリードで前半を折り返す。

3Q: JOMOはプレッシャーディフェンスに出るが、富士通にドライブインで破られる。JOMOのプレッシャーが弱くなったところを、富士通#5畑の連続シュートが決まり、残り8分50秒には33−49とリードを広げる。この間、JOMOはオフェンスで#14山田のパスミスが続いて得点に結びつかない。たまらずJOMOがタイムアウト。その後またJOMOのプレッシャーディフェンスができるようになり、残り4分12秒には39−51と12点差までJOMOが詰め寄る。しかし富士通もタイムアウトを取って立て直し、残り3分には40−56と再び点差を広げる。JOMOは#14山田が再びシュートを決めるが、富士通は#7船引(ま)らのシュートでJOMOを引き離し、45−60と15点のリードで3Qを終了。
 
4Q: JOMOはプレッシャーディフェンスをかけるが、いきなり富士通#45名木に3PTSを決められ、タイムアウト。タイムアウト後、JOMOはオールコートでプレッシャーに出るが、富士通#45名木にカットインされる。JOMOはセンター陣をベンチに下げてオールコートで守るが、富士通はルーズボールに飛びつき、JOMOの反撃を許さない。逆に#45名木に3PTSを決められ、残り5分で53−72となりほぼ勝負が決定づく。残り4分41秒、55−74となったところでJOMOがタイムアウト。JOMOはファーストチャンスでシュートにいくが、焦りのためか入らず、逆に富士通はドライブインに徹していく。その後、JOMOはファウルゲームに出るが、富士通は慌てずに対応し、65−84で勝利、悲願の初優勝を手にした。