日 時:2010年10月17日(日)
大会名:10-11 Wリーグ レギュラーリーグ
会 場:徳島市立体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
日本航空 16 18 17 18 69
JX 19 20 13 23 75

主審:安元 正彦/副審:高橋 尚裕・田邊 真由美

1Q:日本航空はゾーンディフェンス、JXはマンツーマンディフェンスで試合スタート。JXが#15諏訪のミドルシュートで先制し、日本航空は#9大和谷が3Pシュートを入れ返す。JXはゾーンディフェンスに対し、パス回しから個人技で攻め、対する日本航空もパス回しからのドライブインで応戦。JXの連続得点で差がつくかに思われたが、ゾーンディフェンスがうまく機能し、オフェンスのリズムをつくった日本航空がシーソーゲームの展開へと持ち込んだ。終盤で交代したルーキーの#10渡嘉敷の得点などでJXが16-19と3点リードで1Qを終了。

2Q:JXは#10渡嘉敷、#14山田を中心にインサイド攻撃。日本航空は#1高橋を中心としたアウトサイド攻撃。お互いに固いディフェンスでシーソーゲームを展開するも、JXの速攻などが決まり、25-31となったところで日本航空がタイムアウト。JXの堅い守りに対し速いパス回しから内外からの攻めを見せた日本航空が一時追いつくも、外からのシュートを着実に決めたJXが前半を34-39で折り返した。

3Q:日本航空はゾーン、JXはマンツーと前半とディフェンスを変えずに後半スタート。JXが#10渡嘉敷のバスケットカウントの3点で差をつけると、日本航空も#1高橋のバスケットカウントで対抗する。日本航空が持ち味の速いパス回しからの#1高橋の連続得点、堅い守りからの速攻で得点を重ね、JXのミスも重なり、残り5分で45-44と逆転に成功した。選手交代で流れを変えたいJXであったが、日本航空の速いパス回しにファウルがかさんでしまう。あせりが見え始めたJXに対し、落ち着いて対応した日本航空が流れを掴み、3点のリードを堅守。しかし、守備からリズムを掴んだJXが外からのシュートを確実に決め、再逆転し、51-52で3Qを終了。

4Q:日本航空は#34出岐などの3Pで加点、対するJXは#15諏訪などのインサイドで加点する展開で4Qスタート。日本航空が外、JXが内の展開が変わらないまま、残り5分を62-62の同点で折り返す。お互い相手のターンオーバーからの速攻で得点を重ね、試合はシーソーゲームの様相をみせる。残り2分、JXのタイムアウト後、#12吉田の3P、ゴール下へのアシストでJXが69-73の4点リードとしたところで日本航空はたまらずタイムアウト。日本航空がパス回しからの3Pを連続で落とした後、JXは落ち着いてミドルシュートで加点し、69-75で勝利した。