日 時:2012年3月6日(火)
大会名:11-12 Wリーグ プレーオフ/ファイナル
会 場:船橋アリーナ
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
トヨタ 15 18 18 15 66
JX 14 25 20 18 77

主審:平 育雄
副審:伊藤 恒/須黒 祥子
コミッショナー:関口 知之

【JXがトヨタ自動車を下し、4年連続15回目の優勝を決めた!】

1Q、両チーム、マンツーマンディフェンスでスタート。トヨタが#15池田のシュートで先制。JXもすぐに#9新原の得点で返すが、流れはトヨタ。テンポよく得点を重ねる。リズムに乗り切れないJXは、交代で流れを変えようとするが、単発のシュートが決まるのみ。トヨタは開始3分半で全選手交代し、ディフェンスをゾーンに変え、流れを渡さない。JXは残り6分から約4分間ノーゴール。残り3分、トヨタは全選手交代でスタートメンバーに戻すと#15池田、#14冨崎が確実に得点を決める。残り2分をきり、JX#7寺田が得点を挙げると、終了間際にも決める。15−14と、1点差で1Qを終了。

2Q、出だし、JX#2木林、#21間宮のシュートが決まり、15−18とJXがこの試合初めてリードを奪うと、開始1分半でトヨタが1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト明け、両チームとも厳しいディフェンスが続く中、トヨタ#12矢野のミドルシュート、#23鈴木3PTSで、20−22と追い上げを図る。JXも#8田中の3PTS、#21間宮のバスケットカウントで応戦。残り5分半を切ったところで20−27となると、トヨタが2回目のタイムアウト。タイムアウト明け、トヨタは#2川原がミドルシュートやレイアップで得点を重ねるが、JXも#7寺田のミドルシュート、#8田中の3PTSで譲らない。両チームとも相手の厳しいディフェンスを掻い潜り、得点を重ねる。33−39とJXがリードを6点に広げて前半を終了する。

3Q、トヨタ#2川原の3PTSが決まるが、JXも#21間宮のスティールからのシュートが決まり、互いに譲らない。トヨタは、#12矢野の連続シュートと#2川原の3PTSで43−47と4点差に迫るが、ターンオーバーからリズムを崩す。JXはパスをつなぎ、#2木林のゴール下や#7寺田の得点、さらにオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで得点を重ねる。トヨタは、#25久手堅を中心とした攻撃で追い上げを図るが、51−59とJXリードは変わらず、最終クォーターへ。

4Q、トヨタは粘り強く攻め、ゴール下で得点を重ねる。一方JXは、#7寺田のアウトサイドシュートで返し、互いに譲らない展開となる。残り5分半、トヨタが後半1回目のタイムアウトを取る。残り5分を切ったところで#25久手堅のアシストから、#2川原の3PTSが決まり、62−64と追い上げると、JXが1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト明け、JXは#12吉田のバスケットカウントや、ドライブインで得点を重ねると、残り1分半、トヨタが3回目のタイムアウト。トヨタは激しいディフェンスから攻撃に展開し、シュートに持ち込むもリングに嫌われ万事休す。66−77でJXが4年連続15回目の優勝を果たした。