日 時:2012年10月6日(土)
大会名:12-13 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:鹿角市記念スポーツセンター
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
シャンソン 24 17 27 10 78
山梨 15 15 12 13 55

主審:岩田 千奈美
副審:針生 淳男/北沢 あや子

1Q: 両チーム共にマンツーマンでのスタート。シャンソンが#21近平のゴール下で先制すると、山梨も#1二宮のジャンプシュートで決め返す。ここからシャンソンはボールを回しながらの1対1を軸としたオフェンス、山梨は#2岡田の1対1、#8藤岡のポストプレイを中心に得点を重ねていく。残り3分48秒、14−12のシャンソン2点リードで山梨がタイムアウトを請求。しかし、ここから山梨の攻撃のリズムが崩れる。シャンソンディフェンスを前に攻めあぐむシーンが続く。シャンソンはこの機を見逃さずにじりじりと差を広げる。終盤にはボールを運んできた#6本川がそのままドライブで山梨ディフェンスを切り裂き24−15とし2Qへ。

2Q:2Q先手を取ったのは山梨。#8藤岡が1対1からシュートを沈める。しかし、ここからシャンソンがオールコートマンツーマンディフェンスをしかけ、山梨のリズムを崩す。山梨はシャンソンのオフェンスの前にファウルがかさむ厳しい展開が続く。残り7分、シャンソンは#23池住がスリーポイントを決め31−17とする。ここで山梨はたまらず前半2回目のタイムアウトを請求する。タイムアウト後も攻撃のリズムが悪い山梨だが、シャンソンの取ったタイムアウト後にオールコートマンツーマンを仕掛けなんとか流れを手繰り寄せ、4分45秒#1二宮のジャンプシュートで5分ぶりに得点を挙げる。ここから追い上げムードと行きたいところだが、シャンソンは#2林、#7渡邉の連続3Pシュートで突き放す。終盤、山梨も#8藤岡のゴール下での1対1を中心に追い上げ、41−30と9点差での折り返しとなった。

3Q: 開始早々に山梨は#8藤岡が2本のジャンプシュートを決め、このまま点差を詰めたいところだが、逆にシャンソンが連続得点でそれを許さない。シャンソンディフェンスを崩せない山梨は残り6分タイムアウトを取り修正を図るが、シャンソン#7渡邉が2連続でスリーポイントシュートを決め、山梨の追撃を許さない。オフェンスリバウンドに果敢に飛び込むなど気迫のこもったプレイを見せる山梨だが得点を重ねることができない。対するシャンソンは淡々と得点を重ね、68−42とシャンソンが大きく差を広げた。

4Q:両チーム共にシュートに精彩を欠く展開となったが、体をはったリバウンドでお互いにセカンドチャンスを与えずこう着状態が続く。残り4分から山梨は#8藤岡の1対1、#11長内の速攻からのバスケットボールカウントで必死の追い上げを見せる。しかし、3Qの点差が響き78−55の23点差でシャンソンが勝利した。両チームの気迫のこもったプレイが印象的な試合であった。