日 時:2012年10月7日(日)
大会名:12-13 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:いわき市立総合体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
日立ハイテク 14 24 18 13 69
デンソー 28 20 23 22 93

主審:伊藤 恒
副審:渡邊 亮/伊橋 隆浩

1Q:両チームオールコートマンツーマンでのスタート。日立ハイテクは#31池内を中心に、一方デンソーはスクリーンプレーを使い#14大庭#33森川を軸に攻めるが、共に堅さが取れない。日立ハイテクは残り7分46秒に最初のタイムアウトをとり、オールコートマンツーマンプレスを仕掛ける。#5山田の3PTS、#8有山のドライブからファールを誘い10−11としたが、デンソーは#14大庭、#41伊藤のアシストから合わせのプレーが決まり14−28とデンソーリードで1Qを終了。

2Q:日立ハイテク#11野田の3PTSが決まり、ディフェンスでは2−3ゾーンを敷いて追撃するが、デンソーは#14大庭、#41伊藤が連続して3PTSを決める。しかしゾーンを攻めあぐねるデンソーに対し、リバウンドを支配した日立ハイテクが徐々に#25石原、#35天野の活躍により差をつめる。さらに#5山田の3PTSで32−37と5点差に詰め寄った4分23秒、デンソーが1回目のタイムアウト。その後デンソー#12服部のセンタープレーや#14大庭の3PTSが決まり32−42と10点差と引き離しかけたところで、今度は日立ハイテクが2回目のタイムアウト。その後お互いに得点を重ね、38−48で依然デンソーがリードして前半終了。

3Q:日立ハイテクはディフェンスをマンツーマンに戻すが、デンソー#10藤原、#11吉田3PTS、#14大庭のインターセプトやルーズボールからの速攻で、38−57となり、残り8分41秒、たまらず日立が後半1回目のタイムアウトを取る。日立ハイテク#35天野の3回目のファールで#31池内を投入し、ディフェンスを2−3のゾーンにして#25石原の3PTSや#5山田、#31池内の踏ん張りで流れに乗りかけるが、最後のところでシュートミスが重なり56−71と差を縮められなかった。

4Q:デンソーは#12服部のリバウンドシュートやハイポストからのジャンプシュートで加点する。日立ハイテクは#25石原が積極的に1on1を仕掛けるがシュートが決まらず、日立ハイテク2回目のタイムアウト。デンソーはその後も#9牛田、#41伊藤、#12服部が得点、またディフェンスも24秒オーバータイムを取るなど、残4分13秒、#31池内にフリースローで得点を許すまで無得点に押さえ、完全に流れをつかんだ。デンソーはディフェンスをオールコートマンツーマンプレスに替え、#11吉田がスティールからシュートを決めるが、デンソー#3園田のセンタープレーで62−89となり、日立ハイテクは最後のタイムアウトを取る。日立ハイテクは最後までシュートを狙うもリングにはじかれ得点が伸びず、デンソーはベンチメンバーを含め安定したゲーム運びをし、69−93で勝利を手にした。