日 時:2012年10月20日(土)
大会名:12-13 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:聖籠町町民会館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
新潟 30 17 16 17 80
アイシンAW 15 23 15 24 77

主審:伊藤 恒
副審:釘生 淳男/大倉 守正

1Q:新潟は1勝5敗、アイシンAWは6戦全敗で迎えた今節。プレイオフ進出に向けて両チームとも負けられない1戦は、聖籠町体育館でのWリーグ初開催。 出だし新潟は変則マンツーマン、アイシンAWはマンツーマンディフェンスでのスタート。 序盤アイシンAWは#0佐藤、#15濱口を基点にボールを回すと、#4前田の3PTSなどでリードを奪う。新潟もキャプテン#7星を中心に#34出岐、#22川上が速いトランジションから自ら持ち込み離されない。更に新潟は#11井上の連続3PTSに#53近藤のミドルショットで主導権を握る。新潟の変則マンツーマンをせめあぐむアイシンAWは外からの攻撃に託すが精度が上がらない。 逆に新潟は#55小松の連続バスケットカウントでアイシンAWを突き放す。30ー15と新潟が15点をリードして1Qを終える。

2Q:勢いに乗る新潟は#22川上のミドルショットで先制するが、アイシンAWも#5瀧井の連続3PTSで食い下がる。ここで新潟は#8岩村と#23本間を投入すると、二人はすかさずそれに応えるようにネットを揺らす。 中盤を過ぎ、高さで優位に立つアイシンAWは、それを生かしてゴール下を攻めると新潟のターンオーバーから#0佐藤がもらったチャンスを確実に決める。終盤に入りファウルトラブルの新潟に対し、アイシンAWはもらったフリースローを重ねると、9分過ぎには#9高橋の3PTSで7点差まで詰め寄る。それでも新潟は#53近藤がゴール下で踏ん張り47ー38と新潟がリードを縮められながらも前半を終える。

3Q:完全に主導権を握りたい新潟は#23本間、#22川上を中心に速いトランジションから攻めると#53近藤、#34出岐がきっちりとフィニッシュに繋げる。更に#11井上が3PTSからもらったフリースローを確実に決めリードを広げる。アイシンAWも高い位置から当たって新潟のトランジションを止めようとするが、新潟のスピードにブレーキをかける事が出来ない。それでもアイシンAWは新潟のターンオーバーから#21後藤が自ら持ち込み反撃を開始すると、#4前田がもらったフリースローを確実に決める。残り2分を切った所でアイシンAWは#10小泉がドリブルでゴールを攻めて6点差まで追い詰めるが、新潟もこの日のスコアリーダーの#11井上のバスケットカウントで食い下がるアイシンAWを再び突き放す。63ー53と新潟が10点をリードして最終Qへ。

4Q:両チームともターンオーバーが目立った序盤、新潟は#7星を投入してコートを落ち着かすと得意のエイトクロスから#22川上がミドルショットをきっちりと沈める。アイシンAWも#4前田、#9高橋がゴール下で頑張ると#21後藤がミドルポストから沈めゲームは一進一退の攻防が続く。 残り4分を切り10点差を縮められないアイシンAWは、#21後藤の速攻から反撃を試みるが、新潟も#7星の個人技に#11井上の技有りのシュートでそれを許さない。得点差を縮められないアイシンAWは、残り2分で最後のタイムアウトから逆点に望みを繋ぐと、#21後藤のリカバリーなどで30秒で6点をあげ4点差に。今度は新潟がたまらずタイムアウトを取ると、新潟は直後に#11井上が3PTSを沈める。それでも初勝利に執念を燃やすアイシンAWは、激しいディフェンスから新潟のターンオーバーを誘い#0佐藤がミドルショットを決める。 その後も拮抗状態は続き、残り30秒で3点差を追うアイシンAWは最後のディフェンスにかける。 しかし新潟は#7星が落ち着いてゲームメイクをし、追いすがるアイシンAWを振り切った。 新潟80ー77アイシンAWと新潟が今季2勝目を飾った。