日 時:2012年10月28日(日)
大会名:12-13 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:新潟市鳥屋野総合体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
トヨタ紡織 27 16 18 23 84
新潟 17 16 19 25 77

主審:岩田 千奈美
副審:渡邊 亮/田久保 藍子

【トヨタ紡織が雪辱、この対戦1勝1敗で全くの五分に!】

1Q:連勝して波に乗りたい新潟、勝ってプレイオフ進出ラインに留まりたいトヨタ紡織との第2戦。 立ち上がりは両チームともマンツーマンディフェンスでのスタート。序盤トヨタ紡織は#9野町、#33長部、#21渡邊と次々にゴールを決め主導権を握る。新潟は#7星が3PTSを沈めるも後が続かない。中盤5分にトヨタ紡織は#0池田が3PTSを決め13点のリードを奪った所で新潟はタイムアウト。それでもトヨタ紡織は#0池田が3PTSからもらったフリースローを決め流れは変わらない。残り3分、突破口を見出だしたい新潟は#8岩村を投入、#53近藤のフリースローを引き出すと、#34出岐のゴール下に#8岩村の3PTSでようやく反撃開始。新潟が終盤に追い上げを見せる。27−17とトヨタ紡織が10点をリードして1Qを終える。

2Q:突き離したいトヨタ紡織はいきなり#9野町がハイポストから沈めるが新潟は#34出岐の3PTSに#11井上のゴール下で離されない。更にベテラン#8岩村が落ち着いたプレイでミドルレンジから沈める。リードするトヨタ紡織も#0池田のミドルレンジに#9野町のハイポストと確実にゴールネットを揺らしてゲームは一進一退の攻防が続く。残り4分、新潟27ー37トヨタ紡織となった所でトヨタ紡織はタイムアウトを取るが、新潟は#7星の落ち着いたゲームメイクから#34出岐の3PTS、#53近藤のランニングプレイで5点差まで詰め寄る。それでもトヨタ紡織は#15山中の3PTSに#33長部のフリースローでトヨタ紡織がリードを守りきる。43ー33とトヨタ紡織リードは変わらないまま後半へ。

3Q:後半に入り両チームとも展開が速くなる中、新潟は#53近藤、トヨタ紡織は#1岡田と速い攻防から得点を重ねる。トランジションで一歩リードした新潟は#34出岐の3PTS、#22川上の個人技で4分過ぎに同点に追いつく。それでもトヨタ紡織はすかさず#15山中の3PTSに#21渡邊の速攻で主導権は渡さない。残り2分30秒、トヨタ紡織がリードを9点に広げた所で新潟はタイムアウト。ガードに#23本間を投入すると、#55小松のポストプレイに#8岩村の3PTSで再び追い上げる。しかしシュートが安定するトヨタ紡織は#0池田の3PTSでそれを振り切る。61−52と新潟が得点差を縮めて最終Qへ。

4Q:勝利に執念を燃やす新潟はキャプテン#7星、#34出岐、#55小松と次々とゴールネットを揺らす。しかしトヨタ紡織もエース#33長部がそれに立ちはだかる。それでも新潟は#11井上が続けてゴールを決め7点差まで詰め寄るが、トヨタ紡織は#0池田の連続3PTSで逆に引き離す。5分に75−62となった所で新潟はタイムアウトを取ると、#8岩村と#11井上の連続3PTSで再び反撃開始。しかしトヨタ紡織は#0池田のこの日5本目となる3PTSでそれを許さない。残り2分、新潟はオールコートのディフェンスから勝利に望みを託すと、#8岩村のエイトクロスからのミドルショットに#34出岐のスティールからの速攻で7点差まで追い上げる。残り30秒を切り諦めない新潟は#55小松のミドルショットで望みを繋げるが追い上げもここまで。84−77と、トヨタ紡織が粘る新潟を振り切った。