日 時:2012年11月11日(日)
大会名:12-13 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:新潟市東総合スポーツセンター
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
日立ハイテク 12 9 13 13 47
新潟 20 14 17 7 58

主審:中嶽 希美子
副審:渡邊 諭/大倉 守正

1Q:プレイオフ進出をかけ連勝したい新潟と、もう負けられない日立の第2戦。新潟はマンツーマン、日立はゾーンディフェンスでのスタート。立ち上がり日立は#35天野の高さをいかしたプレイで先制するが、前日の勝利で勢いに乗る新潟は、ガードの#7星が、好調の#34出岐の3連続3PTSに#22川上の連続ミドルショットを引き出し優位に立つ。4分を過ぎ13ー4とされた日立はタイムアウトを取り建て直すと、#5山田のミドルレンジに続いて#35天野がゴール下でゴールを揺らすが後が続かない。シュートの精度の上がらない日立は終盤になり#8有山がミドルショットを決めるがそこまで。新潟が12ー20日立とリードして1Qを終える。

2Q:流れを完全に引き寄せたい新潟は#7星が自ら3PTSで先制するが、日立も#11野田がミドルレンジから放り込むと#5山田がリバウンドを押し込み、更に#22二関のバスケットカウントで反撃を開始する。3分を過ぎ23ー18と5点差まで追い上げられた所で新潟はタイムアウトを取ると、#53近藤のミドルショットに#55小松のゴール下で嫌な流れを引き戻す。中盤を過ぎ膠着したゲームを動かしたのは新潟#7星のミドルショット。それでも日立は速いトランジションから新潟ゴールを攻めるが、新潟は#53近藤のブロックショットにリバウンドで新潟ゴールを死守する。終盤新潟は#8岩村が3PTSを沈め、21ー34とリードを広げて前半を終える。

3Q:絶対に負けられない日立はオールコートから当たると、#11野田に#5山田が連続得点するが、新潟も#34出岐に#55小松がゴール下を攻める。更に新潟は#22川上を中心に速くなったトランジションから#55小松に#53近藤がゴール下で合わせてリードを広げる。中盤を過ぎて両チームとも激しいディフェンスを攻めきれずにゲームは動かなくなるが、新潟は#34出岐の3PTSでそれに風穴を開ける。終盤になってもシュートの精度の上がらない日立だが、#35天野に#5山田がリバウンドで頑張り、もらったフリースローを決めて食い下がる。それでも新潟は#34出岐がこの日5本目となる3PTSを沈めて更にリードを広げて3Qを終了。新潟が34ー51日立と17点をリードして最終Qへ。

4Q:勝利への執念を捨てない日立は#25石原が続けてリバウンドを押し込むと#5山田も個人技で続く。更に新潟のターンオーバーからチャンスを掴むが、自らもミスを連発し中々流れを引き寄せる事が出来ない。中盤になっても得点の動かない両チームは、残り4分で新潟がタイムアウトを取る。しかしその後もゲームは膠着状態が続く。それでも終盤になり日立は#11野田が自ら持ち込むと、貰ったフリースローを決めて8点差に。残り1分を切り必死に追い上げる日立だが、最後は新潟の#34出岐の6本目となる3PTSで粘る日立に引導を渡した。
47−58で新潟が勝利、日立は最後までシュートの精度が上がらず新潟に連勝を許した。