日 時:2012年11月23日(金)
大会名:12-13 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:徳島市立体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JX 20 17 24 21 82
三菱電機 19 13 12 14 58

主審:高橋 尚裕
副審:富田 陽子/柏原 琢磨

【JXが三菱電機を下して全勝キープ!】

1Q:両チームのディフェンスはJXがマンツーマン、三菱電機は3-2ゾーンでゲームスタート。三菱電機はアウトサイド主体の攻めで#3宮元、#11佐藤が連続3PTSを決め、対するJXはパス回しからのインサイドの攻めで#10渡嘉敷が連続得点を挙げるなど、序盤からハイスコアゲームの様相を見せる。残り8分に#1大神が交代で入ったJXが、堅い守備からの速い攻めを展開し、#12吉田がディフェンス、アウトサイドシュートでの活躍を見せる。これでペースを掴みたいJXだったが、ミスが目立ちペースを掴みきれない。一方の三菱電機は速いパス回しとドライブの組み合わせでJXを攪乱し、#3宮元のアシスト、アウトサイドシュートで反撃し、20-19とJXリードで1Q終了。

2Q:厚い守りを見せるJXだが、それを上回る展開で三菱電機が#6櫻木、#54橋本と連続で3PTSを沈め、2Q開始早々に逆転。3PTSで流れをつかんだ三菱電機がディフェンスでもリズムに乗る。これを崩せないJXは焦りが見え始めた残り7分にタイムアウト。その後は両チームのディフェンスが冴え、1Qとはうって変わってゲーム展開はディフェンシブに。高さを活かしたJXはインサイド中心のオフェンスで、残り2分に#10渡嘉敷のシュートで再び逆転。三菱電機が集中力を欠きターンオーバーが重なったところをJXは見逃さず、連続して加点し、37-32で前半を折り返した。

3Q:両チームともマンツーマンでゲーム再開したが、JXが3PTSを決めると三菱電機も3PTSを決めるといった一進一退の攻防が続いたが、JXのディフェンスの前に三菱電機のターンオーバーがかさみ、残り5分の時点で11点と差が開き始める。さらに残り4分、#24王が4回目のファウルを犯し、三菱電機がたまらずタイムアウト。メンバーチェンジやディフェンスをオールコートマンツーに変えるなどして反撃したい三菱電機だったが、#6櫻木の3PTSが単発に決まるのみでシュートに精彩を欠き、61-44とJXが17点差をつけて3Q終了。

4Q:4Qながらも運動量の増したディフェンスで勢いを見せる三菱電機に対し、JXも堅守で対抗。オフェンスリバウンドで優位に立ったJXがさらに点差を拡げ、残り5分を切り22点差となったところで三菱電機は後半2回目のタイムアウト。その後、#24王のインサイド中心に加点した三菱電機だったが、#5岡本の攻守にわたる活躍を中心としたJXの勢いは止まらず、82-58でJXが全勝をキープした。