日 時:2013年3月19日(火)
大会名:12-13 Wリーグ プレーオフ/ファイナル
会 場:国立代々木競技場 第2体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
トヨタ 15 10 22 14 61
JX 23 16 13 20 72

コミッショナー:橋本 信夫
主審:大野 健男
副審:平 育雄/須黒 祥子

1Q:立ち上がり、JX#12吉田のレイアップシュートで先制。しかしすぐさまトヨタも、ピック&ロールから#24栗原、#2川原が3PTSを沈め、入れ返す。その後は、互いに激しい守りあいが続き、ロースコアな展開で試合が進む。中盤、トヨタは#12矢野、#14富崎を投入すると、交代して早々に#14富崎が3PTSを射抜き、良い流れをつくる。だがJXも、#12吉田を起点に立て直し、#10渡嘉敷、#21間宮がインサイドで奮闘する。さらに終盤、トヨタの得点が止まったのを尻目に、JXは#21間宮が連続シュートを沈め、一気に畳み掛ける。15−23、JXリードで第1ピリオド終了。

2Q:開始早々、JXは#10渡嘉敷がバスケットカウントを沈め、好スタートを切る。一方のトヨタはいい形でオフェンスを組み立てるも、最後のシュートがリングに嫌われ、苦しい時間帯となる。たまらずトヨタはタイムアウトを要求して立て直そうとするも、なかなか流れを変えることが出来ず、5分間ノーゴール。その間、JXは#10渡嘉敷のゴール下、#24高橋の攻守にわたる良い働きで、一時18点差までリードを広げていく。終盤、トヨタは#12矢野のミドルシュートを皮切りに得点が決まり始めるも、点差は縮まらず。25−39、JXがリードを広げ、前半を折り返す。

3Q: 追い上げたいトヨタはゾーンディフェンスに切り替えると、そこから#15池田の3PST、#22森の得点が決まり、流れを呼び込む。一方のJXは相手の堅い守りに攻めあぐねるも、トヨタのターンオーバーから速攻で得点を奪う。残り5分を切り、14点差を追うトヨタはディフェンスプレッシャーを強めると、JXのミスを誘い、そこから#24栗原と#2川原の3PTSで、40−49と一桁まで詰め寄る。4分間無得点と苦しいJXは、内外パスを回して流れを作ろうとするが、#12吉田の3TPSのみと流れを変えられず。その間、トヨタは#25久手堅の3PTS、#22森のフリースローらで追い上げる。52−47、JXリードのまま、最終ピリオドへ。
   
4Q: トヨタは変わらずゾーンを敷き、JXの攻撃を封じ込めると、そこから#25久手堅の速攻からの得点、3PTS、さらに#15池田のオフェンスリバウンドシュートで、一気に追い上げる。その後も勢いの止まらないトヨタは、#2川原が3PTSを沈め、ついに57−57の同点に。だがJXも簡単には引かず、#10渡嘉敷がインサイドで奮起し、主導権を譲らない。その後も一進一退の攻防が続くなか、JXは相手のファウルを誘い、フリースローを確実に沈めていく。残り1分を切り、追い上げるトヨタは、#24栗原の3PTSらで粘りを見せ、ファウルゲームに持ち込む。だが、JXはフリースローをしっかり沈め、惜しくもタイムアップ。61−72でJXが逃げ切り、5連覇を達成、16回目の優勝を成し遂げた。