日 時:2015年10月10日(土)
大会名:15-16 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:新潟市東総合スポーツセンター
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
新潟 19 21 24 16 80
トヨタ紡織 31 16 16 24 87

主審:吉田 憲生
副審:岩田 千奈美/田島 寛治

1Q:炭田HCを迎えた新生新潟の15−16シーズン開幕は、ホーム新潟市東総合スポーツセンターでトヨタ紡織を迎え撃つ。両チーム共にマンツーマンディフェンスで始まった序盤、トヨタ紡織は#9町野を中心にインサイドから先手を奪う。ホーム開幕を白星で飾りたい新潟はキャプテン#34出岐のミドルショットですかさず反撃すると、#6稲本に#11井上も続いてトヨタ紡織ゴールを揺らす。中盤になりリバウンドで優位に立つトヨタ紡織は#11川原の内外からの攻撃でジワジワとリードを広げて完全に主導権を握る。新潟も#11井上の3PTSで食い下がるが、シュートミスが目立ち苦しい展開のまま19−31で1Qを終える。

2Q:反撃のきっかけを掴みたい新潟は#34出岐のミドルショットで先制すると、#21君山がルーズボールから#53近藤の連続ゴールに繋げる。更にコートに入った#0梅木がゴール下で頑張り4分には5点差まで詰め寄る。地力に勝るトヨタ紡織も#13畑中のスクリーンプレイで再び新潟を突き放しにかかると#33長部もきっちりとハイポストから沈めてリードを保ち後半に。それでも新潟は#21君山が果敢にゴールにアタックすると#53近藤の3PTSに#55小松のゴール下で食い下がり40−47でゲームを折り返す。

3Q:後半に入ると新潟はガードに入った#21君山のドリブルを生かしたゲームメイクから#34出岐と#0梅木がトヨタ紡織ゴールを攻めたてる。更に#53近藤のこの日3本目の3PTSで3点差まで迫るとアリーナの熱気は最高潮に。対するトヨタ紡織も#33長部を中心に防戦するが、中盤を過ぎると新潟は#34出岐のバスケットカウントでついに逆転に成功、#14畑中もミドルレンジから続き64−63とリードを奪い最終Qを迎える。

4Q:上位進出の為にも初戦を落とせないトヨタ紡織は、#13畑中がインサイドアタックにミドルショットで孤軍奮闘するも後が続かない。一方炭田新HCに初白星を贈りたい新潟は、#34出岐と#21君山のバックコートがスピードでトヨタ紡織ディフェンスを翻弄、#0梅木もゴール下で踏ん張り主導権を渡さない。一進一退のまま73−71と新潟リードで迎えた中盤過ぎ、トヨタ紡織は#9町野の3PTSと#33長部の速攻で逆転に成功。その後も新潟のターンオーバーからリードを広げたトヨタ紡織が80−87と再逆転を守り切り熱戦に終止符を打った。