■日 時:2015年10月24日(土) ■大会名:15-16 Wリーグ レギュラーシーズン ■会 場:新潟市東総合スポーツセンター |
TEAM | 1st | 2nd | 3rd | 4th | TOT |
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新潟 | 15 | 9 | 10 | 26 | 60 |
富士通 | 21 | 22 | 29 | 27 | 99 |
主審:平 育雄 |
1Q:開幕4戦、ここまで勝ち星のない新潟はホーム新潟市東総合スポーツセンターで強豪富士通を迎え撃つ。両チーム共にマンツーマンディフェンスで始まった序盤、富士通は速い攻撃から#11篠崎と#0長岡が立て続けに新潟ゴールを揺らすと、#12篠原もゴール下から確実に押し込む。何とかリズムを掴みたい新潟は#6稲本のアシストから#53近藤のゴール下で反撃の突破口を開くと、#34出岐も3Pで続く。それでも慌てない富士通は#12篠原の高さでゴール下を制し主導権を渡さない。中盤以降、攻撃が雑になった富士通の隙をついた新潟は#14畑中のミドルショットに#53近藤が走り込んで15−21と詰め寄り1Qを終える。
2Q:リオ五輪出場を決めた代表メンバー3人がコートに立つ富士通は、その#11篠崎を中心とした攻撃でじわじわと新潟を引き離しにかかる。対する新潟も#21君山と#34出岐がアウトサイドから富士通ゴールを揺らすと、#11井上のリバウンドから#0梅木も難しいショットを決めて必死に食い下がる。それでも地力に勝る富士通は#10町田と#14橋詰が内外からハランス良く新潟ゴールを攻め立て、24−43とリードを広げてゲームを折り返す。
3Q:富士通は#15山本の3Pと#11篠崎の連続得点でいきなり後半を先制すると、#12篠原もゴール下から続く。富士通の厳しいディフェンスに攻め手の見つからない新潟はターンオーバーを連発、4分には24−59と大差をつけられる。それでもホーム大観衆の前で意地を見せたい新潟は、キャプテン#34出岐が孤軍奮闘するが、反撃までには至らない。中盤以降も富士通の猛攻は止まらず、#5曽我部と#1三谷の3Pに#14橋詰のゴール下、#11篠崎の速攻等で34−72とし、ゲームの大勢を決める。
4Q:このままでは終われない新潟は#31木暮を投入、速い攻撃から富士通ディフェンスをかき回すと、#34出岐の3Pと#14畑中のゴール下を引き出す。更に自らもハイポストから今季初得点を沈めて新潟はようやくリズムを見出だす。流れを掴みたい新潟はルーキー#10大濱と#16山澤を投入、#10大濱はブロックショットにミドルショットと大奮闘、#16山澤も3Pで揃ってリーグ初得点を上げアリーナを沸かす。富士通も#32永井と#5曽我部のフレッシュコンビが存在感を見せ、若手の運動量が大味なゲームを壊さず、最後まで観衆を魅了した。富士通が60−99と大勝で3連勝を飾った。