日 時:2015年12月5日(土)
大会名:15-16 Wリーグ レギュラーシーズン
会 場:旭川市総合体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th OT1 TOT
デンソー 15 12 20 17 12 76
富士通 17 19 13 15 10 74

主審:安富 朗
副審:吉田 憲生/古畑 香子

1Q: プレーオフ進出に向け、お互いに負けられない一戦。
両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。
   富士通は#15山本のドライブ、#12篠原のピックアンドロールで幸先のよいスタートを切るが、デンソーは#8高田の2本のジャンプショットで離れずにつく。その後、富士通は#12篠原、#8佐藤、#10町田のジャンプショット、#0長岡のスティールからのワンマンブレイク、#1三谷の3PTS等、オールラウンドに得点を上げるのに対し、デンソーは#8高田のインサイドを中心に返し、15-17富士通2点リードで1Q終了。

2Q:富士通は#11篠崎のペネトレイト、3PTSで22-15までリードを広げるが、デンソーは#7本多のドライブ、#8高田のスティール等で追い上げる。富士通はフリースロー後のゾーンプレスからのゾーン、バックコートからのスローインに対してはオールコートマンツー等で揺さぶりをかけ、デンソーのミスを誘う。残り4分38秒、富士通は#0長岡のフリースローからゾーンプレスをしかけ、#15山本のファーストブレイクにつなげて、27-19とリードを広げる。デンソー、タイムアウト。しかし、流れは変わらず、27-36、富士通リードで前半終了。

3Q:後半スタート、富士通はチェンジング・ディフェンス、デンソーはゾーンプレスからのゾーンにディフェンスをチェンジ。ややリズムを崩しかけた富士通だったが、#11篠崎の2本の3PTSが決まって、45-31とリードを広げる。残り6分40秒、デンソータイムアウト。タイムアウト後、今度はデンソーが#14大庭の3本の3PTS等で、残り3分53秒、45-42まで追い上げる。富士通タイムアウト。流れは変わらず、47-49で3Q終了。

4Q:勝負の4Q。両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。デンソーは#9牛田の2本のジャンプショット等で、残り6分35秒、51-53と逆転し、この試合初めてリードを奪う。その後、両チーム、ドライブを中心に攻めて得点を上げ、残り2分を切って59-59の同点。デンソー#14大庭が3PTSを決めれば、富士通#10町田が3PTSを入れ返し、残り1分12秒、62-62の同点。デンソー、タイムアウト。富士通は気迫のディフェンスからルーズボールを奪い、#10町田がフリースローをもらって2本決め62-64。デンソーは#8高田がフックシュートで入れ返し、64-64で延長戦へ。

OT:両チーム必死に守るが、得点を取り合い、残り1分10秒72-71富士通リード。しかしデンソーは諦めず、#8高田がオフェンスリバウンドをもぎ取り、バスケットカウントを奪いフリースローも決め、残り2.8秒74-76と逆転する。富士通タイムアウト。最後#15山本が3PTSを放つが決まらず、デンソーが勝利する。両チーム気迫のあふれる好ゲームだった。