日 時:2018年3月24日(土)
大会名:17-18 Wリーグ プレーオフ セミファイナル
会 場:丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
デンソー 26 13 16 24 79
トヨタ 22 26 12 9 69

クルーチーフ    :伊藤 恒
ファーストアンパイヤ:福岡 敏徳
セカンドアンパイヤ :北沢 あや子

1Q:両チームハーフコートマンツーマンから試合開始。開始早々デンソー#12赤穂(さ)#8高田のインサイドで得点を重ねる。一方トヨタは#7水島の3Pを皮切りに#2長岡のポストプレー、ミドルシュート#1大神のドライブインなど多彩な攻撃を見せ、7分、9−6とリードする。その後、デンソーは#12赤穂(さ)の連続ミドルシュート#23篠原の3Pなどで得点を重ね、2分、23−15と最大8点差をつける。トヨタはたまらず1回目タイムアウトを請求。メンバーチェンジを繰り返し、オールコートマンツーマンに展開。トヨタは#12三好の3P#33馬瓜(ス)のミドルシュートで追い上げ、終了間際にトヨタ#12三好がリースローを2本とも沈め、26−22と点差を詰めて、第1Q終了。

2Q: 開始早々、トヨタ#2長岡#20近藤#12三好の3連続3Pで28−31と一気に逆転に成功。6分、トヨタはハーフコート1−2−2ゾーンに変更。デンソーにターンオーバーが出る。30−35でデンソーが前半1回目のタイムアウトを請求。タイムアウト後、トヨタはディフェンスをハーフコートマンツーマンに戻し、激しくプレッシャーをかける。デンソーは#8高田がインサイドで奮起するも、トヨタ#20近藤の3P、ミドルシュート、#0馬瓜(エ)のドライブ、#2長岡のパワフルなリバウンドで得点し、徐々に点差がひらいていく。デンソーはなかなかリズムを掴めず、残り3分間で#15稲井の3P1本にとどまる。フリースローを全て決めた、トヨタが48−39と9点差をつけて、前半終了。

3Q: 両チームとも前半と同じスターティングメンバー。ディフェンスも両チームハーフコートマンツーマンで後半開始。トヨタは#7水島#0馬瓜(エ)のミドルシュートで幸先の良いスタートを切る。デンソーは8分、ようやく#8高田のゴール下で得点する。デンソー#15稲井のドライブで加点するも、トヨタ#1大神はすかさずファールをもらいフリースロー、追撃を許さない。6分、45−54デンソータイムアウトを取るがその後、痛いターンオーバーが2本続き45−57と最大12点差がつく。デンソー#13伊集が3Pを決めるもすかさずトヨタ#2長岡が3Pを決め返す。しかし、残り2分デンソーは相手のミスから速攻でのバスケットカウントで追いかける。終盤、デンソー#8高田がミドルシュートを決め、55−60の5点差に詰めて第4Qに繋げた。
 
4Q: デンソーはダブルハイポストからゴール下にスペースを作り、連続で得点。8分#12赤穂(さ)のミドルシュートも決まり、一気に逆転に成功した。しかし、トヨタは#1大神がすかさずトライブで得点する。その後はまさに一進一退の攻防が続く。3分トヨタは全くゴール下での得点はならず、外角シュートの確率も落ちる。その間デンソー#15稲井のドライブが決まり、70−67となったところでトヨタが後半2回目のタイムアウトを請求。1分40秒デンソー#15稲井がミドルシュートを決め、流れを完全に掴む。その後はファールで得た、フリースローを8本中7本沈め、追いすがるトヨタを振り切った。79−69見事な粘りを見せたデンソーが、逆転劇を見事に演じ明日のファイナルに進出を決めた。