日 時:2018年3月25日(日)
大会名:17-18 Wリーグ プレーオフ 3位決定戦
会 場:丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
シャンソン 19 19 17 18 73
トヨタ 14 16 18 26 74

クルーチーフ    :渡邊 亮
ファーストアンパイヤ:中嶽 希美子
セカンドアンパイヤ :阿部 陽子

1Q:両チーム共にマンツーマンでスタート。開始早々シャンソン#28落合のミドルシュートで先制。さらに、#22河村のリバウンドシュート、#6本川の3Pで7−0となり、早くもトヨタがタイムアウト請求。タイムアウト後シャンソンは本川を中心に攻撃を展開。対するトヨタは交代した#12三好の3Pやドライブ、#20近藤の3Pなどで応戦する。第1クォーター終了間際、シャンソン#9加藤が速攻を決め、19対14シャンソンのリードで終了。

2Q:開始早々、シャンソンは#6本川のドライブからのフリースロー、#28落合の3Pで24対14とリードを広げる。しかし、トヨタは#12三好の3P、#22森のリバウンドのバスケットカウントで25対19と喰らいつく。シャンソン前半1回目のタイムアウトを請求。タイムアウト後、トヨタはディフェンスのプレッシャーを強めると同時に攻撃のリズムも良くなり、#20近藤の3P、#15安間のスティール、#22森、#0馬瓜(エ)のミドルで立て続けに加点し、一気に同点に追いつく。しかし、シャンソンは、すかさず#22河村がバスケットカウント、ミドルシュートなどで得点をあげ、トヨタの流れを断ち切る。その後はシャンソンが落ち着きを取り戻し、対するトヨタにシュートミスが増え、38対30シャンソンリードで前半終了。

3Q: トヨタは、#2長岡のゴール下で先制。シャンソンは#6本川が3Pをすかさず入れ返す。トヨタはディフェンスを1−2−2のゾーンに変え、ディフェンスの激しさを更に増す。シャンソンも3−2のゾーン、マンツーマンとディフェンスを変化させ、このクォーターは両チーム見ごたえのあるディフェンスを披露する。トヨタの激しいディフェンスでシャンソンのターンオーバーが増える。トヨタは#1大神の連続得点、#0馬瓜(エ)の力強いプレイや、#7水島の気迫のこもったプレイで反撃するも、55対48シャンソンリードで勝負は最終クォーターへ。

4Q: 最終クォーター、トヨタは#2長岡の連続得点で加点すれば、シャンソンは落ち着いてパスを展開し得点を重ねる。一進一退の攻防が続いたが、中盤にトヨタは#24栗原3P、#12三好3P、#22森のリバウンドシュートで64対61の3点差とする。残り3分シャンソン#11谷村痛恨のファウルアウト。その後、シャンソン#28落合が決めれば、トヨタ#2長岡が決め返す。シャンソン後半2回目のタイムアウト。タイムアウト後、長岡が落ち着いてボーナススローを決め、2点差となる。シャンソンは#28落合が3Pを沈め5点差と広げる。残り58秒。トヨタはオールコートのプレスを仕掛け#7水島が執念のスティール。最後まで諦めないトヨタの粘りあるディフェンスでシャンソンのスローインで5秒オーバータイムを誘う。ラストはトヨタ#7水島の劇的な3Pでトヨタが三位決定戦で逆転勝利を収めた。