日 時:2019年2月16日(土)
大会名:18-19 Wリーグ プレーオフ セミクォーターファイナル
会 場:秋田県立体育館
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
富士通 12 25 24 18 79
東京羽田 23 24 14 20 81

クルーチーフ    :渡邊 整

ファーストアンパイア:小島 慶子

セカンドアンパイア :中江 洋美

1Q: 出だしは互いにシュートが決まらない中、先制点を挙げたのは東京羽田。#6星澤のミドルシュートが決まると、再び#6星澤が速攻からシュートを沈める。対する富士通も#12篠原のフリースローに#11篠崎のゴール下のシュートなどで入れ返すが、東京羽田は#8丹羽、#25津村といったバックアップメンバーも積極的な攻めからファウルを誘い、そこで得たフリースローで確実に得点を重ねていく。そのまま、ミドルシュートに3Pシュートにと高確率でシュートを沈めた東京羽田が23-12と11点のリードを奪った。



2Q:早々に#11篠崎が3Pシュートに速攻にと連続得点を挙げた富士通が反撃。しかし、東京羽田は#7秋元のジャンプシュートに#20鷹のはしの3Pシュートでお返し。その後も#20鷹のはしがドライブシュートなどで攻撃を仕掛け、富士通に付け入る隙を与えない。#8丹羽のミドルシュートや#12本橋の3Pシュートなどが立て続けに決まった東京羽田が、テンポ良いオフェンスでじりじりと点差を広げていった。一方の富士通は、#15山本や#25内尾のシュートが決まったものの、点差を大きく詰めることはできず、前半は東京羽田が47-37と10点リードして終えた。



3Q:序盤は、富士通が#10町田、東京羽田は#7秋元、#12本橋を中心に互いに決め合う展開に。しかし、#15山本が3Pシュートなどで得点を連取した富士通は、#11篠崎のフリースローに#10町田のドライブからのシュートで、残り3分を切って56-55と逆転に成功した。
   これで流れは富士通に傾いたと思われたが、東京羽田は#6星澤、#12本橋のジャンプシュートで悪い流れを断ち切る。残り5秒で富士通#25内尾に3シュートを許したものの、#8丹羽の速攻からのブザービーターシュートも決まり、3Qは61-61の同点で終えた。



4Q:重い展開となった出だしから先に得点を挙げたのは#31高田が3Pシュートが決まった富士通。対する東京羽田は#8丹羽、#7秋元で加点。両者一歩も引かないまま、試合は終盤へともつれた。それでも、残り4分半で町田のドライブが決まると、#12篠原のゴール下のシュートで富士通がリードを奪う。しかし、再三のピンチの場面にも東京羽田は#12本橋、#20鷹のはしが3Pシュートを沈めて富士通に付いていく。残り10秒を切ってから互いに攻撃チャンスが得点につながらなかったものの、残り4秒、リバウンドからシュートを狙った本橋がファウルを受け、それで得たフリースローが決勝点となり、東京羽田が接戦を制した。