Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ：両チームマンツーマンでスタート。シャンソン＃６本川がドライブインから先制する。一方、トヨタは＃２３鈴木、＃２５久手堅が得点。序盤は、お互い持ち味を発揮してのゲームの入りとなる。開始４分で８−５とシャンソンリード。トヨタは＃２５久手堅のドライブで食らいつく。シャンソンの速い展開をなかなかとめられないトヨタは、選手交代で流れを変えようとする。残り３分、トヨタはスティールから＃８丹羽の速攻で得点、２点差に詰め寄る。しかし、シャンソンは慌てずに得点を返し１９−１３。１Ｑ終了間際、トヨタは＃８丹羽が３ＰＴＳを、シャンソンは＃１杉山が決め返し、２１-１６とシャンソン５点リードで１Ｑ終了。

２Ｑ：流れのつかめないトヨタは、開始２７秒でタイムアウト。再開後、トヨタは＃７水島、＃２４栗原の得点で、
２５−２３の２点差まで追い上げる。残り４分、トヨタは＃２０近藤の３ＰＴＳで逆転に成功。２Ｑ終盤は両チームともなかなか点数の入らない苦しい展開。残り１分３０秒、シャンソンは＃８藤吉の３ＰＴＳで再び逆転。しかしトヨタも＃７水島がすぐさま入れ返し同点に。終了間際、シャンソンがピックアンドロールから
＃１杉山がゴール下ノーマークを決め、３２-３０とシャンソン２点リードで前半を折り返す。

３Ｑ：出だしシャンソンが得点を伸ばすが、シャンソンの司令塔＃１２三好が４つ目のファウルでベンチへ下がると、流れがトヨタへ移り、＃２０近藤の３ＰＴＳ、＃８丹羽、＃２５久手堅のゴール下で点差を詰める。開始４分、＃８丹羽の速攻で３８−３９とトヨタがリードを奪い返す。その後は両チーム得点の入れ合いが続き、１点を争う攻防に。残り３分、トヨタのミスからシャンソンが得点を決め、試合が動き出す。シャンソン＃１杉山、＃６本川の連続得点で一気に５１−４４。残り１分２３秒、シャンソン＃６本川が１対１から得点を決めたところで、トヨタはタイムアウト。残り２０秒、トヨタは＃２０近藤の３ＰＴＳで８点差として３Ｑ終了。

４Ｑ：トヨタはディフェンスをゾーンに、シャンソンはマンツーマンでスタート。開始２分、シャンソンが激しいディフェンスから連続得点。トヨタはタイムアウトでディフェンスを立て直す。トヨタはディフェンスで相手を苦しめるも得点につながらず、開始５分で３回目のタイムアウト。オールコートディフェンスで必死に追いかける。シャンソンは相手ディフェンスに苦しみながらも、要所で確実に得点を決めてリードを保つ。後半に入って、スタートの選手、交代した選手の両方が攻守にわたり活躍したシャンソンが、トヨタの必死の追い上げを振り切り、逃げ切った試合となった。