SCHEDULE/RESULT日程/結果

14-15 Wリーグ レギュラーシーズン シャンソン VS JX-ENEOS

対戦カード シャンソン VS JX-ENEOS
会場 静岡県武道館
開催日時 2015年3月1日(日)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
シャンソン 20 22 15 14 71
JX-ENEOS 16 23 18 20 77

1Q:シャンソンは#1杉山のインサイドプレーで先制後、#12三好のスリーで連続得点。JX-ENEOSは#52宮澤のミドルシュートで初得点を挙げるが、その後はインサイドを起点とした攻撃が読まれターンオーバーを重ねてしまう。シャンソンは#1杉山と#21近平がインサイドで粘りをみせてオフェンスリバウンドに絡み、つないだチャンスを#8藤吉や#6本川がシュートを沈め、16−6としたところでJX-ENEOSがタイムアウト。挽回したいJX-ENEOSは途中出場した#12吉田のパス回しから#23大沼が3連続ゴールを挙げて点差を縮め、20−16シャンソン4点リードで第1Q終了。

2Q:シャンソン#21近平のドライブからスタート。JX-ENEOSは#10渡嘉敷のインサイドやミドル、#32宮崎のスリーで得点を重ねるが、シャンソンも#12三好が作り出すアップテンポな展開から#1杉山や#6本川が確率よくシュートを成功させ一進一退の展開となる。また、互いのガードであるシャンソン#12三好とJX-ENEOS#32宮崎がスリーを確実に沈めることでゲームの激しさがさらに増す。残り4分過ぎにJX-ENEOS#23大沼がミドルを成功させたところでJX-ENEOSに流れが傾くかと思われたが、そこから5度のリードチェンジが起こる混戦となった。残り8秒からの攻撃権を#6本川のドライブから#12三好のレイアップへとつなげたシャンソンがリードを保ち、42−39で前半終了。シャンソンのインサイド陣の頑張りが目立つ展開であった。

3Q:主力のファールトラブルが懸念されるシャンソンに対し、JX-ENEOSは#21間宮を軸に#10渡嘉敷、#52宮澤が徹底してインサイドを攻め立てる。JX-ENEOSの高確率な攻撃の前に、4連続ゴールを許し逆転されたシャンソンであったが、#1杉山、#21近平を中心に粘り強く得点を返し、50−48と再逆転に成功したところでJX-ENEOSがタイムアウト。インサイドを固めざるを得ないシャンソンに対し、JX-ENEOSは#11岡本のスリーや#23大沼のミドルと、攻撃の幅を広げる。これに対しシャンソンは#12三好がこの試合5本目のスリーを成功させて一歩も譲らない。終了間際のセットプレーをJX-ENEOSが成功させ57−57の同点で最終Qへ。

4Q:JX-ENEOSが最初のセットプレーとその次の攻撃を得点したことで流れが傾きかけたが、シャンソン#6本川のバスケットカウントや#8藤吉のミドルですぐさま取り返す。インサイドの守りに窮するシャンソンは、#21近平をファールアウトで失い苦しい展開となる。シャンソンが攻め手の一つを欠いたことで、JX-ENEOSのディフェンスからのブレイクが目立つようになる。しかし、シャンソンの体を張ったディフェンスと、メンバーチェンジやゾーンディフェンス(2−3)の使用で決着は終盤までもつれた。残り1分を過ぎたところでJX-ENEOSが#21間宮から#10渡嘉敷のハイローを成功させ68−72としたところで勝負あったかに思われたが、シャンソン#12三好がスリーを決めて1点差へ詰め寄る。タイムアウト後、落ち着いてボールを回して攻撃したJX-ENEOSは#10渡嘉敷がレイアップを成功させ、その後のディフェンスも守りきった。最後は、ファールゲームを目論むシャンソンからパスを回し切り#11岡本がスリーを決めた。JX-ENEOSが71−77で接戦をものにした。