SCHEDULE/RESULT日程/結果

14-15 Wリーグ レギュラーシーズン 富士通 VS JX-ENEOS

対戦カード 富士通 VS JX-ENEOS
会場 横浜文化体育館
開催日時 2015年3月8日(日)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th OT1 TOT
富士通 22 8 17 22 8 77
JX-ENEOS 12 21 19 17 14 83

1Q:富士通は得点後、3クォーターからの3−2ゾーンとなるチェンジングでJX-ENEOSに揺さぶりをかける。対するJX-ENEOSはマンツーマンディフェンス。序盤、#15山本の3PTSが連続で決まり、残り7分17秒、12−4となりJX-ENEOSは前半1回目のタイムアウト。JX-ENEOSはボール運びの修正とインサイドを起点に立て直しを図るが、富士通は運動量のあるディフェンスと果敢なドライブで得点を重ねる。終盤には、交代で入った#1三谷の3PTSが決まり、22−12と富士通がリードして1Q終了。

2Q:富士通は#11篠崎のレイアップ、#45名木の3PTS、JX-ENEOSは#10渡嘉敷や#21間宮のインサイドで得点を重ねる。徐々にインサイドを支配し始めたJX-ENEOSは#52宮澤がカッティングからバスケットカウントをもらう。残り6分17秒、27−21となり富士通が前半1回目のタイムアウト。その後もJX-ENEOSは#10渡嘉敷、#52宮澤のインサイドを中心に得点を重ね、1点差とする。残り4分46秒、27−26のところでJX-ENEOSが前半2回目のタイムアウト。JX-ENEOSは#12吉田が中、外とパスをすばやく展開し、#52宮澤、#23大沼と連続得点で逆転する。富士通は#45名木が速攻から3PTSを決めて同点とするが、渡嘉敷がオフェンスリバウンドからバスケットカウントをとり、JX-ENEOSが3点リード。残り12.1秒、30−33となったところで富士通が前半2回目のタイムアウト。富士通のラストプレーはJX-ENEOSのディフェンスに阻まれ、30−33とJX-ENEOSリードで前半終了。

3Q:両チームともマンツーマンディフェンス。富士通は#11篠崎のジャンプシュート、#10町田のドライブ、#15山本の3PTS、JX-ENEOSは#10渡嘉敷のバスケットカウント、#32宮崎のレイアップ、#52宮澤が得点し、点の取り合いとなる。残り5分21秒、37−44の場面で富士通が後半1回目のタイムアウト。タイムアウト明け、富士通は#1三谷のシュートで得点すると、2−3ゾーンディフェンスで相手のミスを誘う。さらには昨日同様、#7中畑、#10町田の2ガードとし、プレッシャーをかける。スティールから#0長岡が走り、レイアップが決まった残り2分17秒、43−48でJX-ENEOSが後半1回目のタイムアウト。富士通はディフェンスをマンツーマンに戻し、運動量のあるディフェンスを続けるが、#21間宮、#10渡嘉敷がインサイドで連続得点。富士通も#10町田のドライブ、#7中畑のスティールからのレイアップなどでJX-ENEOSに流れを譲らない。47−52と依然JX-ENEOSで3Q終了。

4Q:両チームともマンツーマンディフェンス。高さで上回るJX-ENEOSが#10渡嘉敷、#52宮澤と得点。富士通は#0長岡、#12篠原がシュートを決め、喰らいついていく互角の展開で残り4分45秒、52−58。均衡状態が続く中、JX-ENEOS#10渡嘉敷が果敢なドライブでファウルをもらい、フリースローを決める。残り3分56秒、52−60となり富士通が後半2回目のタイムアウト。#10渡嘉敷、#21間宮がゴール下で得点すると、富士通#15山本が3PTSを決める一進一退の攻防が続く。残り2分17秒、57−66のところでJX-ENEOSが後半2回目のタイムアウト。タイムアウト明け、JX-ENEOSは#12吉田が3PTSを決めるが、富士通は#11篠崎が3PTSを決めると、オールコートプレッシャーディフェンスから相手のミスを誘い、#11篠崎、#10町田の3PTSが炸裂。残り1分01秒、66−69となってJX-ENEOSが後半3回目のタイムアウト。しかし富士通の勢いは止まらず、激しいディフェンスから#1三谷の3PTSが決まり、69−69の同点で延長戦へ。

延長:開始直後、富士通#0長岡がフリースローを1本決め、富士通が1点リード。さらには#11篠崎がジャンプシュートを決め、3点差とする。しかしJX-ENEOSは#10渡嘉敷がバスケットカウントをもらい、残り3分15秒、72−72の同点。JX-ENEOSは交代で入った#12吉田が3PTSを決め、再びJX-ENEOSが逆転に成功するが、富士通#0長岡が3PTSを入れ返し再度同点。一進一退の攻防が続く中、JX-ENEOSは#52宮澤がジャンプシュートを決め、再びJX-ENEOSリード。さらには#12吉田がファウルをもらいフリースローを2本沈める。残り1分09秒、75−79で富士通が延長1回目のタイムアウト。富士通はセットプレーから#1三谷が3PTSを放つもリングに嫌われ、ファウルゲームに出るが、JX-ENEOSは#10渡嘉敷、#11岡本がそれぞれ1本ずつフリースローを決め、点差を広げる。追いつきたい富士通は#10町田の果敢なドライブで得点、残り22.8秒、77−81となりJX-ENEOSが延長1回目のタイムアウト。富士通はその後もファウルゲームに出るが、JX-ENEOS#10渡嘉敷がフリースロー落ち着いて2本決め、77−83。最後は富士通#1三谷が3PTSを狙うもシュートは外れ、77−83とJX-ENEOS勝利で試合終了。観客の歓声が会場内に絶えず響き渡るすばらしいゲームであった。