SCHEDULE/RESULT日程/結果

14-15 Wリーグ プレーオフ/ファイナル JX-ENEOS VS 富士通

対戦カード JX-ENEOS VS 富士通
会場 郡山総合体育館
開催日時 2015年4月2日(木)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JX-ENEOS 23 28 14 12 77
富士通 11 7 11 22 51

1Q:両チームともマンツーマンでスタート。富士通は#10町田、#11篠崎のジャンプシュート、JX−ENEOSは#21間宮、#11岡本のシュートで両者譲らず、序盤は互角の展開となる。富士通は2−3ゾーンとのチェンジングディフェンスを用いるが、JX−ENEOSは#10渡嘉敷や#52宮澤がインサイドで得点を重ね、開始5分過ぎには14−5とリードを奪い、たまらず富士通がタイムアウト。その後も富士通は得点が伸びず、残り3分で#7中畑を投入し流れを変えようとする。富士通#10山本が3Pを決め、16−10としたところでJX−ENEOSがタイムアウトをとる。追いかける富士通はオールコートのディフェンスを試みるが、#11岡本の3P、#52宮澤のシュートが効果的に決まりJX−ENEOSの流れは変わらない。JX−ENEOSは終始激しいマンツーマンディフェンスで試合の主導権を握り、1Qを23−11で終了した。

2Q:富士通は#45名木を2Qはじめから投入する。JX−ENEOSは#21間宮、#52宮澤のシュートが連続して決まり、開始2分過ぎで、29−11としたところで、たまらず富士通は前半2回目のタイムアウトをとる。激しいJX−ENEOSのディフェンスに対し富士通はなかなかシュートが決まらない。富士通は2−3のゾーンディフェンスを試みるが、JX−ENEOSは#52宮澤がバスケットカウントを決めるなど開始4分過ぎには34−11と大きくリードを奪う。なかなか得点を決められない富士通に対し、その後もJX−ENEOSは#32宮崎、#23大沼、#24高橋を起用するなど余裕のある試合展開を見せる。開始6分過ぎに富士通はようやく#15山本がドライブを決め、富士通は2Q初めての得点を決める。その後もJX−ENEOSは富士通のゾーンディフェンスを効果的に攻め、#23大沼の得点など着実に得点を重ねる。残り2分で富士通は流れを変えようとマンツーマンで激しいディフェンスを試み、#0長岡のシュートで反撃をするものの、JX−ENEOSの流れは変わらず前半を51−18で終了した。

3Q:両チームともマンツーマンで3Qをスタート。JX−ENEOSは#52宮澤、富士通は#12篠原、#10町田のシュートなどで互角の展開を見せるが、JX−ENEOSはその後も#10渡嘉敷らが得点を重ね、開始5分すぎには59−22とする。富士通はドライブで#10町田がシュートを決めるなど果敢に攻め込み、残り2分で59−28とするが、JX−ENEOSは#10渡嘉敷を起点として安定した攻撃を見せ、3Qを65−29で終了した。

4Q:富士通は#15山本の3P、#0長岡の連続得点などで序盤ペースをつかみ、開始3分過ぎには67−38とする。得点が伸びないJX−ENEOSに対し、富士通はリズムをつかみ、開始4分過ぎに67−40としたところでJX−ENEOSはタイムアウトをとる。富士通はその後も、#15山本や#7中畑のフリースローなどで得点を重ねる。富士通はあきらめずに激しいディフェンスからボールを奪い、#15山本が3Pを決めて開始6分すぎには69−47とする。残り3分には富士通はマンツーマンから2−3ゾーンディフェンスに変え、さらに追撃を試みる。終盤には富士通は#3石川、JX−ENEOSは#13西山の3Pが決まり、一進一退の攻防となる。JX−ENEOSは4Qにはベンチメンバーを多く起用するなど、主力を温存する余裕を見せ77−51で勝利を飾った。