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１Ｑ： デンソー、シャンソンともにマン・ツー・マンディフェンスでスタート。デンソーは、＃８高田（真）への厳しいシャンソンのディフェンスに、＃４１伊藤を軸にシュートを打つが決められない。シャンソンは、＃２０元山の２本のドライブと＃６本川の速攻や３Ｐで連続得点を重ね、９−０とリードを広げてゲームの主導権をにぎる。デンソーはたまらずタイムアウトをとると、＃１２赤穂がゴール下のシュートを決めるが反撃には及ばない。その後もシャンソンは、好調な＃１２三好、＃６本川がインサイド、アウトサイドを巧みに攻めて得点を重ね、１８−４のシャンソン１４点リードで１Ｑを終了した。

２Ｑ：デンソーはインサイドにボールをつなぎ、＃８高田（真）の連続得点で１１点差に詰め寄り、反撃を試みる。しかし、シャンソン＃１２三好の速攻にファウルでフリースローを与えてしまう。デンソーは前半２回目のタイムアウトを取りリズムを立て直すと、＃８高田（真）ゴール下と＃１０藤原の３Ｐで２３−１５の８点差まで得点差を縮めた。その後も、デンソーはインサイドで確実に得点を重ね６点差にまで迫ったが、２７−１９のシャンソンリードで終了した。

３Ｑ： デンソーの厳しいディフェンスに、シャンソンはインサイドにボールをつなげることができず、アウトサイドのシュートが続くが、なかなか決められない。デンソーは、インサイドとアウトサイドのオフェンスを巧みに使い分け、＃４１伊藤のドライブと＃８高田（真）のゴール下や＃１３伊集の３Ｐで得点を重ねていく。そして、後半開始５分にデンソーが３２−２９の３点差に追いついた。シャンソンは、ここで後半１回目のタイムアウトを取ると、デンソー＃８高田（真）へのディフェンスをさらに強めデンソーのリズムを断ち切った。そしてシャンソン＃６本川の３Ｐやドライブからのシュートで得点を重ねて得点差を広げ、４２−３６の６点差として３Ｑを終了した。

４Ｑ：デンソー＃８高田（真）へのディフェンスを強化されインサイドの攻撃が絶たれたデンソーに対して、シャンソンは＃１２三好の３Ｐや＃６本川のゴール下のシュートで着実に得点を重ね、再び１１点差にリードを広げた。その後、両チームともシュートを打つがなかなか得点に結びつかず、一進一退の攻防が続く。しかし、ファールの数の多いシャンソンは、残り２分で＃１４大庭にフリースローを与えてしまうと、流れはデンソーに傾いた。勢いにのるデンソーは残り１分で２点差に迫ると、＃１３伊集の速攻が決まって同点に追いつき、５３−５３で延長戦へともつれ込んだ。

OT：開始早々、シャンソンは＃２０元山の連続得点でリードした。しかし、インサイドの厳しいディフェンスに苦しむデンソー＃８高田（真）が、アウトサイドへ出て３Ｐを決めて逆転した。その後は、デンソー＃８高田（真）がシャンソンのファールを誘い、フリースローで得点を重ね、５９−６１の２点差でデンソーが勝利した。