Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

１Ｑ： 互いにマンツーマンディフェンスでスタート。トヨタ自動車は＃２２森のゴール下、＃１７出水田のフリースローの得点で始まると、その後もリズムよく＃３鬼頭、＃２０近藤、＃２５久手堅とアップテンポな展開で得点を重ねていく。対する三菱電機は、＃２４王、＃９小菅のゴール下が決まるが、＃４根本の得点以降、＃４５渡邉、＃１２風間が良いディフェンスで再三スティールからオフェンスチャンスを作るが得点に結び付けられない。三菱電機はディフェンスをゾーンに切り替え、失点を抑えると、＃５池谷、＃８川井の３ＰＴＳで追い上げ１２−１６の４点差で第１Ｑを終える。

２Ｑ： 第２ピリオド、三菱電機はオールコートマンツーでトヨタ自動車を圧倒し、三菱電機＃４５渡邉のスティールからオフェンスを展開していく。対するトヨタ自動車は＃１大神を投入すると、＃２３鈴木のゴール下、＃１２矢野のアウトサイドで一気に点差を離しにかかる。三菱電機は慌ててタイムアウトを要求し、流れを断ち切ろうと試みる。しかし、その後もトヨタ自動車は、＃２３鈴木、＃２５久手堅、＃１大神が得点し、ついに点差は１０点に！三菱電機は前半２回目のタイムアウトを要求し、立て直しにかかる。しかし残り４分を切り、三菱電機＃２４王が個人ファウル３回目を宣せられ、ベンチへ下がると、ディフェンスが後手になり、トヨタ自動車＃２０近藤、＃１２矢野にバスケットカウントを許す。２６−３９トヨタ自動車リードで前半を折り返す。

３Ｑ： 三菱電機＃２４王の得点で幸先良いスタートを切ると、その後も三菱電機は＃２４王のボールを集め、得点を重ねていく。対するトヨタ自動車は＃３鬼頭のフリースロー、＃２２森のゴール下でリードを拡げるが、その後は互いに膠着状態が続き、オフェンスリズムは重い。三菱電機はタイムアウトを要求し、再びゾーンディフェンスから、リバウンドでボールキープする。しかし、なかなか点差は縮まらず、３６−４５でトヨタ自動車リードのまま３Ｑ終了。

４Ｑ：　開始早々トヨタ自動車＃２５久手堅のスティールから連続得点で、３６−５０の１４点差とすると、三菱電機は慌ててタイムアウトを要求する。その後７分を切り、トヨタ自動車＃１大神が得点すれば、三菱電機は＃４５渡邉が応戦し、互いにシュートを決める一進一退の攻防となる。その後トヨタ自動車は三菱電機のディフェンスに得点が止まると、三菱電機は＃２松本、＃４５渡邉の３ＰＴＳで追い上げ、点差を一桁差まで縮める。しかし、ファウルトラブルに苦しむ三菱電機は、トヨタ自動車＃１２矢野、＃２２森に確実にフリースローを決められ、思うように試合を進められない。しかしトヨタ自動車も残り１分を切り、ファウルトラブルに苦しめられ、オーバーファウルから三菱電機にフリースローを与えてしまう。残り１８秒、トヨタ自動車はタイムアウトを要求すると、タイムアウト明けは＃１大神がボールキープで、タイムアップ！最後まで追い上げを試みた三菱電機だったが、５８−６２の４点差で敗戦し、トヨタ自動車の２連勝となった。