SCHEDULE/RESULT日程/結果

04-05 Wリーグ レギュラーリーグ W JOMO VS シャンソン

対戦カード JOMO VS シャンソン
会場 代々木第二体育館
開催日時 2004年10月15日(金)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
JOMO 15 7 15 21 58
シャンソン 23 13 18 8 62

東京・代々木第2体育館を舞台にしたこの試合。高さの利を生かして終始リードを広げ続けたシャンソンは最大21点のリードを奪うものの、第4ピリオドに入るとJOMOが#8田中を中心に猛追。試合は最後まで全くわからない状況になった。
インサイドで劣勢に立つJOMOはファウルトラブルに陥り第1ピリオドだけで13本のフリースローを献上する。加えて悪い態勢で外角ショットを打たされて確率が低く、これをシャンソンが速い展開につなげてリードを奪う。このピリオドだけで3P3本・バスケットカウントも決めて12点を挙げた#7相澤を中心に順調に得点を重ねたシャンソンに対してJOMOはいずれも単発。23−15とシャンソンがリードしてこのピリオドを終えた。

第2ピリオド、両チームともオフェンスが機能しない。素早くボールに寄ってターンオーバーを誘発するJOMO。高さを生かして無理なショットをブロックするシャンソン。共にロースコアな展開で、出だし5分間#3三木の速攻とフリースローの4点のみ。この間、JOMOに至っては無得点となる。ショットの確率が落ちてリバウンド力を問われる展開になるが、シャンソンは前半#0永田と#33河がそれぞれ11本ずつのリバウンドを取るなど36対15とリバウンドで圧倒。#33河が2本のリバウンドショットを押し込むと36−22、シャンソンがさらにリードを広げて前半を終えた。

第3ピリオド、#8石川の活躍で5分過ぎ48−27と大量21点リードを奪ったシャンソンは#33河を下げるなど余裕の展開。ここでJOMO#1大神が奮起。ドライブからのアシストやスチールからの速攻でチームに勢いを与え残り1分49秒の時点で36−48と12点差まで詰めるが、シャンソンも#33河を戻して再び点差を押し戻す。54−37と17点差で最終ピリオドに入った。

第4ピリオド、ずっと続けてきたJOMOのオールコートプレスが効果を見せる。激しく動き廻って粘り強くへばりついて離れない守備に対してシャンソン#33河のショットミス・#0永田のターンオーバーが連続する。ピリオドスタートから3分間JOMO連続9点を挙げて残り7分12秒46−54と一気に一桁点差となる。この重要な場面でシャンソン#0永田がエースの責任を果たしジャンプショット、フリースローを連続して決めて点差をキープするが後半だけで12点を挙げたJOMO#8田中がどうにも止まらず3P、ジャンプショットでさらに追い上げ加速。残り2分半にJOMO#1大神のドライブが決まると58−62と4点差まできて試合の行方は全くわからなくなった。しかしこの後、両チームとも決め手に欠けてミスが重なり得点が入らない。最後はJOMOファウルゲームにも行けず最終スコアはそのまま58−62。シャンソンが辛くも逃げ切った。