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トヨタ ＃８ 榊原の３ＰＴＳでゲームがスタート。続いて ＃４ 矢野のスティールからのシュートが決まり、序盤はトヨタペース。対する日立ハイテクは激しいマンツーマン・ディフェンスでインサイドを固め、トヨタのペースを崩しにかかり、オフェンスではトヨタの２−３のゾーンに対して速いパス回しから ＃１０ 山田を中心にインサイドで得点を重ねる。日立ハイテクは残り５分で１０−９と逆転。リズムをつかんだ日立ハイテクに対し、トヨタは＃８ 榊原を中心に攻め込むが、両チームともシュートミスが続いて得点が伸びず、１Ｑは１７−１６と日立ハイテクリードで終わる。

２Ｑ、トヨタもディフェンスをマンツーマンに切り替え、両チームともインサイドのプレッシャーが厳しくなる。日立ハイテクは ＃１０ 山田が２つ目のファウルでベンチに下がるが、交代した ＃２１ 田中 がすぐにカットインを決め、また ＃２３ 磯山の３Ｐで ２８−１９ と更にリードを広げていく。しかし、残り時間わずかとなったところでトヨタが反撃に出て、＃４ 矢野 の連続３ＰＴＳで３点差まで詰め寄り、３２−２９として前半を折り返す。

３Ｑ開始直後に、トヨタが ＃５５ 角井のシュートで逆転するが、日立ハイテクも ＃２３ 磯山の３ＰＴＳでお返しするなど、シーソーゲームが続き、４７−５０とわずか３点差で勝負は最終Ｑへ。

４Ｑになると、日立ハイテクに疲れが見えはじめ、ディフェンスが少し甘くなったところを、トヨタが ＃２ 桜庭の連続得点や ＃５５ 角井のインサイドでのプレーなどで得点を重ねて ４７−５７ と一気に引き離す。しかし、中盤に ＃８ 榊原が立て続けにファウルを犯して４ファウルでベンチに下がると、日立ハイテク ＃１０ 山田のインサイドや ＃２３ 磯山のカットインプレーなどで徐々に盛り返して粘りを見せる。苦しくなったトヨタは ＃８ 榊原をコートに戻すと、その榊原が残り１分２４秒に決勝点となるシュートを決めてそのまま逃げ切った。