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１Ｑ：両チームともインサイドの攻めを中心に一進一退の攻防が進められる。富士通は＃４４佐藤の３ＰＴＳと、＃１５柳谷のインサイドで得点を重ねる。一方、デンソーは＃５３山本の３ＰＴＳやインサイドで応戦。１８−１８の同点で終了。

２Ｑに入り、富士通はゴール付近で＃２４今と＃７船引（ま）がシュートを決め、デンソーはドライブやステップインでゴール下にボールを集めた。５分過ぎあたりから、試合の流れが富士通に傾きかけた。タイムアウト後に、富士通はディフェンスをマッチアップゾーンに変えて一気に突き放しを狙い、最終的には前半を３１−４０で、富士通が９点リードして終わった。

３Ｑ：富士通はディフェンスを再びマンツーマンに戻し、スクリーンを利用して＃１５柳谷と＃２４今がインサイドで確実に得点を重ねた。一方、デンソーは＃５５平手と＃１３藤村のジャンプシュートで応戦したが、点差は拡がり５２−６８で終了。

４Ｑも富士通はゴール下にボールを集め、＃１５柳谷の安定したターンシュートで追いすがるデンソーを引き離した。完全に流れに乗った富士通は、＃４４佐藤、＃２４今、＃１０上野の３ＰＴＳも決まり、６３−９７で圧勝した。