SCHEDULE/RESULT日程/結果
04-05 Wリーグ セミファイナル トヨタ VS 日本航空
対戦カード | トヨタ VS 日本航空 |
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会場 | 白石市文化体育活動センター |
開催日時 | 2005年2月27日(日) |
【トヨタの猛追及ばず、日本航空が勝利!】
1Q:立ち上がり3分間ほどは両チームともに動きが硬く、なかなか得点が入らなかったが、3分過ぎから
日本航空がリズムをつかみ、徐々に点差を広げ始めた。日本航空はトヨタのスクリーンプレーに対し
て積極的にスイッチアップしてボールマンに強くプレッシャーをかける。特に4分11秒のタイムアウト後からさらにディフェンスが厳しくなり、相手のミスからの#10 柳本の速攻や、#7 薮内(夏)の3PTSなどで一時は9−19と10点リード。対するトヨタはインサイドへうまくパスがつながらずにアウトサイドのシュートに偏り、シュートが落ちてなかなか追いつけない。1Qは 13−19 と日本航空リードで終える。
2Q:日本航空が猛チャージ。ボールマンに対しての積極的なプレッシャーをかけると、逆サイドの選手は
素早い寄りでインサイドをヘルプしてトヨタの攻撃を封じる。オフェンスでは #7 薮内(夏)の3PTS
や #11 矢代のドライブインで波に乗り、完全にゲームの主導権を握った。トヨタは残り8分30秒で早くも前半2回目のタイムアウトを取るが修正がきかず、残り5分には 15−38,残り3分には 45−15 と一気に日本航空が突き放した。トヨタは、日本航空 #7 薮内(夏)をマークする選手がわざと間合いを空けてインサイドを警戒するようなディフェンスを取ったが、逆に仕掛けられて前半で薮内に18点を許してしまう。前半は 19−51 と日本航空大量リードで折り返す。
3Q:日本航空は開始2分には #7 薮内(夏),#10 柳本、4分には#13 畑岸をベンチに下げてメンバーを入れ替える余裕の試合運び。対するトヨタは、ディフェンスをオールコート・マンツーマンに切り替えて追い上げを狙うが、ボールを奪っても良い形のシュートチャンスを作ることができずに得点が伸びない。38−75と依然日本航空リード。
4Q:日本航空はスタートから全員ベンチメンバーを投入する余裕の展開。それでもトヨタはなかなか追いつくことができず、残り4分過ぎには42−82と40点差。しかしここからトヨタが意地を見せる。オールコートプレスでボールを奪い、#1 三浦,#6 山岡,#4 矢野などの速攻や3PTSで追いすがり、15点差まで追い上げたものの、時すでに遅し、あと一歩届かなかった。
終始強い当たりと素早いヘルプのディフェンスを通した日本航空が快勝したゲームだったが、トヨタは最後の追い上げで第3戦に望みをつなぐゲーム内容となった。