SCHEDULE/RESULT日程/結果

04-05 Wリーグ セミファイナル 日本航空 VS トヨタ

対戦カード 日本航空 VS トヨタ
会場 代々木第二体育館
開催日時 2005年3月1日(火)
TEAM 1st 2nd 3rd 4th TOT
日本航空 30 21 21 27 99
トヨタ 17 22 18 25 82

【日本航空が2年ぶりにファイナルへ進出!】
 
トリプルダブル(24点14R11A)達成の#7薮内(夏)を中心にJALが大量リードを奪う。しかしJALに忍び寄るのはファウルトラブル。主力4人が次々と退場し、この間隙をついてトヨタ#4矢野(28点)、#8榊原(22点)がスリーポイント攻勢をかけて必死の追い上げを試みる…

第1クォーター、両チームとも軽快な出だし。トヨタが左右に大きくパスを振って#4矢野、#8榊原らの外角につなげれば、JALは#13畑岸のジャンプショットなどでついていく。最初の5分はトヨタ13−11JALと拮抗していたが、ここからJAL#10柳本の連続スリーポイントをきっかけにJALがスパート。トヨタのミスを#7薮内(夏)の速攻に結びつけるなどでたたみかけ、30−17、JALリードでこのクォーターを終える。

第2クォーター、さらにJALの勢いが増しスコアは41−20まで開く。しかしトヨタも抵抗。収縮の早いディフェンスでJALのインサイドでミスを誘い、攻めては速攻からバスケットカウントを連発。さらにドライブやルーズボールでJALの大量のファウルを引き出しハーフタイムの時点で39−51まで点差をつめて折り返した。

第3クォーター出だし5分、再びJALの得点ペースが上がる。攻めてはトヨタのマンツーマンを完全に切り崩して16点、守ってはトヨタに苦しいパスやショットをさせて7点に抑えた。この時点で67−46。点差はついたもののJALの悩みはファウルトラブル。主力4人が相次いで4ファウルとなり、残り2分57秒には#6堀部退場。最後の5分はJAL4点しか取れずその間にトヨタが追い上げスコアは72−57。点差は依然大きいもののまだまだ予断を許さぬ展開となった。

第4クォーター開始から2分の間にJALのセンター陣#3薮内(敏)、#13畑岸がファウルアウト。JALは#8岩村や#23三井を入れてゾーンの布陣。トヨタはオールコートで当たってプレッシャーをかけるが、これに対してJALは#7薮内(夏)、#8岩村が見事なゲームコントロールを見せ、冷静にプレスをかわしてイージーショットのチャンスを作る。トヨタは#2桜庭#4矢野#55角井らのシュートで追い上げを図るが点差は変わらず最終スコアは99−82。プレーオフ緒戦を失ったJALがその後の連勝でトヨタを破りシャンソンとの決勝に進んだ。