SCHEDULE/RESULT日程/結果
04-05 Wリーグ セミファイナル 日本航空 VS トヨタ
対戦カード | 日本航空 VS トヨタ |
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会場 | 代々木第二体育館 |
開催日時 | 2005年3月1日(火) |
【日本航空が2年ぶりにファイナルへ進出!】
トリプルダブル(24点14R11A)達成の#7薮内(夏)を中心にJALが大量リードを奪う。しかしJALに忍び寄るのはファウルトラブル。主力4人が次々と退場し、この間隙をついてトヨタ#4矢野(28点)、#8榊原(22点)がスリーポイント攻勢をかけて必死の追い上げを試みる…
第1クォーター、両チームとも軽快な出だし。トヨタが左右に大きくパスを振って#4矢野、#8榊原らの外角につなげれば、JALは#13畑岸のジャンプショットなどでついていく。最初の5分はトヨタ13−11JALと拮抗していたが、ここからJAL#10柳本の連続スリーポイントをきっかけにJALがスパート。トヨタのミスを#7薮内(夏)の速攻に結びつけるなどでたたみかけ、30−17、JALリードでこのクォーターを終える。
第2クォーター、さらにJALの勢いが増しスコアは41−20まで開く。しかしトヨタも抵抗。収縮の早いディフェンスでJALのインサイドでミスを誘い、攻めては速攻からバスケットカウントを連発。さらにドライブやルーズボールでJALの大量のファウルを引き出しハーフタイムの時点で39−51まで点差をつめて折り返した。
第3クォーター出だし5分、再びJALの得点ペースが上がる。攻めてはトヨタのマンツーマンを完全に切り崩して16点、守ってはトヨタに苦しいパスやショットをさせて7点に抑えた。この時点で67−46。点差はついたもののJALの悩みはファウルトラブル。主力4人が相次いで4ファウルとなり、残り2分57秒には#6堀部退場。最後の5分はJAL4点しか取れずその間にトヨタが追い上げスコアは72−57。点差は依然大きいもののまだまだ予断を許さぬ展開となった。
第4クォーター開始から2分の間にJALのセンター陣#3薮内(敏)、#13畑岸がファウルアウト。JALは#8岩村や#23三井を入れてゾーンの布陣。トヨタはオールコートで当たってプレッシャーをかけるが、これに対してJALは#7薮内(夏)、#8岩村が見事なゲームコントロールを見せ、冷静にプレスをかわしてイージーショットのチャンスを作る。トヨタは#2桜庭#4矢野#55角井らのシュートで追い上げを図るが点差は変わらず最終スコアは99−82。プレーオフ緒戦を失ったJALがその後の連勝でトヨタを破りシャンソンとの決勝に進んだ。