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2017年5月10日(水)特集

第18回Wリーグ・受賞者コメント/ リーダーズ【ベスト5 C】高田真希 デンソー アイリス

リーダーズ【ベスト5 C】高田真希 デンソー アイリス
──昨夏の日本代表の活動で、心身とも負担が大きかったと思います。いつもと違うシーズンインになったのではありませんか?
高田(以下、T)タフなシーズンになりました。その中で自分が気をつけたのは、「キャプテン」になったこと。チームは11人という少ないロスターでスタートし、さらにケガ人が出て、決して良いスタートが切れたわけではなかったです。

──その中で、求められていることはたくさんあると思いますが?
T:求められていることはいつも通りというか、特に変化はありません。点を取ること、リバウンドに絡むことなど、インサイドでの役割です。自分のパフォーマンスを落とさず、チームとして少しでも上をめざすことが大切だと考えて臨みました。キャプテンとして、練習中からそうですが、チームを引っ張っていく姿勢などを意識していました。

──赤穂選手など、有望な若手がいますが、順調に伸びてきていると感じていますか?
T:レギュラーシーズンの後半から、個々の成長を感じることができました。ただ、シーズンに入る前段階の準備としては、まだ物足りない部分があったかもしれません。そこは、私も含めてしっかり準備できるようにしていきたいと思います。

──「タフなシーズン」ながら、結果的にはベスト5に選ばれましたが?
T:ベスト5はメディアの方々や関係者の皆さんに評価をいただいての受賞ですから、とてもうれしく思いますし、励みになります。自分なりに「年々成長していきたい、もっと上手くなりたい」という気持ちがあるので、それがコートで表現できているのかなと思います。難しいシーズンでしたが、やりがいのあるシーズンにキャプテンを任され、受賞できたのは良かったと思います。

※注:写真:JX-ENEOS渡嘉敷選手(負傷)の代理で岡本選手が受賞