Wリーグ（バスケットボール女子日本リーグ）公式サイト

６月５日(火)、新人選手・マネージャーを対象に研修会を行いました。

この研修は、「トップリーグの選手としてあるべき姿」について新人選手に認識してもらうために毎年開催しているものです。

講義は１１時から始まり、まずは事務局からＷＪＢＬ規約・競技者規定，アンチドーピングなどのルールの説明を行いました。
その後、日本バスケットボール協会審判部長の橋本信雄氏から、競技ルールや審判とのコミュニケーションについて、ＤＶＤで実際のプレーを見ながら学びました。

昼食をはさんで、午後の講義はＯＧのパネルディスカッションからスタート。講師には、元シャンソン化粧品 永田睦子さん，元日本航空 薮内夏美さんのお二人をお招きしました。
新人時代やオリンピックの際に感じていたこと、厳しかった練習の話、またファンの皆さんに対する接し方など、新人選手たちにとっては憧れの存在であるビッグプレーヤーの、時に、笑いを交えながらの体験談やアドバイスに選手たちは感じるところが大きく、講義が終わってからも興奮冷めやらぬといった様子でした。

　その後、ホームタウンゲーム運営にあたっての選手としての関わり方などの説明をし、ここでもファンサービスやメディア対応の大切さをお話しました。

　最後の講義は、講師にＮＨＫアナウンサー、田代純さんをお招きして、取材する立場からのメディア対応についてお話をいただきました。実際にＷリーグの選手のヒーローインタビューをＤＶＤで見て、選手それぞれの個性の中にも、伝えたいことはきちんと誠実に伝えていくことなど、メディア側から望むことを教えていただきました。その後は新人選手を指名してのロールプレイ。その試合での自分の活躍度，役割などシチュエーションを与えられ、実際に田代さんからインタビューされた選手は、突然の指名にとまどいながらも、なんとかうまくまとめあげ、「今の若い人たちは自分の言葉できちんと伝えることができるのですばらしい」とお褒めの言葉をいただきました。選手の皆さん、本番でもぜひその調子でお願いします！！

　入社して２ヶ月あまり。新人選手たちは新しい環境にとまどいつつも、早く自分たちのペースをつかんでチームに馴染もうと必死に頑張っています。
　１０月からのリーグ戦での活躍に期待してください！！