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2023年10月5日(木)特集

第25回Wリーグ HCインタビュー【シャンソン化粧品シャンソンVマジック】

いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

バージョンアップしたチームでめざすファイナルの舞台



──ヘッドコーチとして初のシーズンです。意気込みをお聞かせください。
 まずはチームとして掲げている「昨シーズン以上の成績」に届くように、選手たちと一緒に成長できればと思っています。チームづくりとしては従来通り、ディフェンスを大事にしてきたいですし、ルールの徹底やコミュニケーション、連携プレーなどしっかり練習していくように努めています。

──オフェンスの面はいかがでしょうか。ロスターが少し変わりましたが?
 キャリアのあるいいシューターがいますから、昨シーズンよりも得点のバリエーションが増えました。ただ、インサイドとアウトサイドのバランスが取れたオフェンスを展開できるよう準備したいと思っています。

──昨シーズン、セミファイナルで敗れた後、選手たちはとても悔しそうでした。
そうですね、昨シーズン、チームとして成長した部分はありましたが、セミファイナルではまた違うレベルの高さを味わい、貴重な経験になりました。今シーズンも成長しなければなりませんし、一つ一つのディフェンスやリバウンド、シュートの精度を上げなければならないと日々取り組んでいます。

──『第42回ジョーンズカップ』(8月初旬)で5戦全勝、優勝カップを手にしました。
5連戦というタフなスケジュールの中で、様々な組み合わせを試しながら選手の長所・短所を探ることができました。全員が集中して試合に臨みながら、チームの軸となるところを互いに理解できたのはよかったと思います。タイムシェアがいい形でできました。オータムカップは手の内を知る者同士の対戦で、いかに自分たちのバスケットを遂行するか、あるいは何が足りないのかを見つめ直すいい機会になりました。

──期待する選手、キープレーヤーを挙げていただいてもいいでしょうか?
 チームの心臓と言えるのが#1小池(遥)です。彼女がしっかりチームをまとめてくれると思いますし、みんなを引っ張っていってくれるキープレーヤーです。既存の選手、#14吉田(舞衣)や#4(イゾジェ)ウチェはもちろんですが、新加入の#6白崎(みなみ)、#17鷹のはし(公歌)らも持ち味を発揮してくれるでしょう。

──ファンのみなさんへメッセージをお願いします。
 昨シーズンの結果は結果として、また新たな気持ち、チャレンジャーとして今シーズンも挑みたいと思います。地に足を付けて一歩一歩ていねいに戦っていきます。バージョンアップしたチームをお見せできることを楽しみにしていますし、みなさんの応援に応えられるよう頑張ります。今後とも応援よろしくお願いいたします。